物語の終わりは

家族や友人、ビジネスの関係者ひとりひとりと心のなかで対話していくシーンはすごく良かったです。
「親から愛情を与えられてない」という気持ちでいっぱいのまま育ってきているのに、最終的には「僕は扱いづらい子だったよね」と言っているのは、なかなかすごいと思いました。

ほんの偶然から出会ったバーニーと長い年月を経て、更生施設でもまた「曲をつけてくれよ」と歌詞を渡されるシーンも良かったです。

エンドロールでは、各種依存症を克服したその後の様子がスライドショーで流れました。
(買い物依存症だけ克服できてないとのこと)
現在のパートナーに出会って同性婚をし、後に子供も授かっていることなどが出てきて、「良かったね…ホロリ」となってしまいました。
親戚のおばちゃんか!

物語は、彼が幼い彼を抱きしめるところで終わります。
インナーチャイルドの癒しですね。
結局、彼が求めるものは自分自身で与えるしかない。
そんな感じがしました。

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