人食い巨人はどの天体、どのサイン?

巨人はなんなのかが明らかになっていく後半になると、がぜん山羊火星が強く出てきます。
国どうしの争いや利害関係に巨人が用いられているというわけです。

しかしそもそも巨人とは何なのか。
これはこの世界の最終兵器なので、蠍冥王星です。

大昔の先祖が大地の悪魔と契約し、巨人の力を手に入れます。
つまり人間が巨人化しているわけですが、その力を得るのに、巨人化する薬を摂取したあと巨人化能力を持つ人を食べることにより能力を継承します。
「食べて一体化することにより、強大な力を得る」というのは蠍の世界。
そして巨人化能力を得ると13年しか生きられないという制約ができます。
そうすると基本的には「子をなして子に継がせよう」となるわけです。

また、王家の血筋が必要という場面もあり、それも蠍味を感じます。
ミカサやリヴァイの強さも、血筋だからというエピソードが出てきます。
そんなふうに、読み進めていくと山羊と蠍の雰囲気がどんどん強くなっていきます。

Wikipediaを見ると、私がアニメをちら見していた頃よりも情報が充実していて、年表までできていました。
こういう深い世界観というのは、蠍に天体があってこそですね。

作品の絵柄の雰囲気はかなり獅子が強いです。
圧が強くて読んでてちょっと胸焼けしました。笑
水星も乙女だったら、もうちょっと違う雰囲気だったのではと思います。
太陽と水星はミューチャルレセプションですけど、でもやっぱり太陽は乙女だし、水星は獅子だよなという作品でしたね。

もうだいぶ初期の頃に張られていた伏線が回収しつつあるようなので、物語も終盤に近づいているのでしょうか?
最初にあったいろいろな謎がだいぶ明らかになってきたので、物語としてはかなり土サイン臭い感じになりつつあります。
落ち着いてきたというか、なんで? どうして? というハラハラ感が弱まって、それよりも物語をじっくり読み込みたい感じですね。

次はぜひアニメのほうを通して見てみようかなと思います。

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