みずまちです。
前回この記事でも書きましたが、
たいていの講座では占いのロジックを教えてくれますが、鑑定現場の実際はなかなか知ることができないと思います。
トナカイの新人さんイベントなどでお知らせするような内容を、書いていこうかなと思います。
私は占星術の勉強をまず初級コースで学んだのですが、そのあと良い講座を見つけられなくて行き詰まりました。
当時単発で行われていた松村潔先生の三重円講座とか、まついなつき先生の読み練習会とかに行ったりしていたのですが、物足りない。
家族や友人や知人を勝手にリーディングしますが、読み方があっているのかわからない。
そこで無料の対面鑑定をたくさんするようになりました。
幸い(?)占いに理解ある友人に恵まれていたため、友人のまた友人のまた友人の…みたいな感じでご紹介いただいて、100名ほど無料で鑑定することができました。
しかしこれは結果的に良くなかったなと思っています。
それはなぜか。
「100名ほど無料で鑑定することができました」と書きましたが、「100名が近づいた頃にもうやめようと思った」のほうが正しいです。
やっているうちにいろいろ問題が出てきたからです。
ひとつには「依存」です。
都合の良い感情のゴミ箱のような扱いをする人が出てきてしまったのです。
もうひとつは「自分や占術の価値を貶めている」ことです。
お金のやり取りがないということは、情報に価値がないと言っているようなもの。
出す側にも受け取る側にも緊張感がなくなり、それは結果的に「勉強にもならない」のです。
なので、座学だけでなく積極的に他人をリーディングしていきたいとおっしゃる方には、「対価をいただきましょう」とお話しています。
それはワンコインでもいいし、コーヒー一杯でも構いません。
無料で出すということは、同じ勉強をしている他の方にも失礼だし、自分が学んでいる占術に対しても失礼だと思うのです。
あいにくかつての私は、それがわかりませんでした。
100名でやめたあと私がどうなったかというと、人はぱったり来なくなりました。笑
忘れちゃったけど、たぶん、料金設定が高かったんじゃないかな…
ただ、鑑定に疲れちゃってたこともあって、そこから1年くらいはぼちぼちとしかやりませんでした。
たまに申し込んでくださった方を見たり、小さいイベントで少しだけ見たり。
無料にしないと鑑定してほしいという人が来ないと言うなら、料金設定が間違っているか、PR不足、またはPRの仕方が間違っていると思います。
「知識がないから人が来ない」という方はときどきプロでも見かけますが、お客さまは素人さんなので知識の“量”は測れません。
これからどんどん鑑定したいという方は、お客さまとの線引をした上でスタートしてください。
そのひとつがお金のやりとりだと思います。
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