先日収穫直後の“南京豆”を頂きまして、「こ!こんな貴重なものを」とひれ伏した白鳥です。
ということで今日は南京豆について

南京豆・落花生・ピーナッツ

殻付きのものが「落花生」、殻から取り出したものが「ピーナッツ」、古くは南京からやってきたから「南京豆」と呼ばれていたとあります。
南京からやってきた南京豆は花が落ちて出来るので「落花生」と日本名を得て今に至るようです。

土の中で実る落花生

落花生は普段口にしているあのピーナッツが種となり、それを蒔くと芽が出て葉が出て花が咲くとあります。なるほど口に入るか顔に直撃かなどとぽいぽい投げていた一豆が種となる、貴重なる命を粗雑に扱えませんね。豆のイメージでは花が枯れた後、地上でたわわと実がなる姿ですが、落花生の場合子房柄というツノみたいなものがにょきっと出てきて上に伸びずに土に潜り土中で実がたわわとなり美味しいピーナッツの出来上がり。(ブラボー)この子房柄はいかにも潜りますって姿をしていて関心してしまいます。

ピーナッツ柄の役割
殻付きピーナッツ(落花生)の特徴的な編み目模様の役割は維管束(いかんそく)といい水や栄養の通り道なんですって。化石みたいな見た目なのにね。植物って、生き物って面白い。

楽し美味しピーナッツ♪で終わるのもアレなんで

落花生に陰陽を見いだせ!

植物の芽は太陽に向かってぐんぐん伸びます。植物は正直、みんな太陽のある方に向いているのを見ると無意識なのか意識的なのか?考えてしまいます。枝豆は同じ豆でも葉っぱの脇に実を太らせて成長させていきます。落花生は子房がやっと出たわと思ったらわざわざ土に潜るわけです。どこでその指令が出ているのでしょうかね。
葉や花は陰で太陽に向かって伸びる、それに対して実は気・エネルギーの塊ですので陽ではありますが落花生の実は陰である土の中に潜らないといられない程、陽が強いのだと聞きました。食べ過ぎると鼻血ブーってことを考えるとそうなのかしらね。

【落花生の効用】

生で食べる:肺を潤し空咳を止める
茹でる:消化器系を補う
炒る:温める
紅い薄皮ごと食すと血液を補う

油脂、潤う働きがあるので軟便、下痢の時は控えましょう。秋になり便秘傾向、喉がイガイガする空咳などには適量頂くとよいでしょう。生や茹でで頂くのはなかなか難しいですね。

(雑談)Team Peanuts
雑誌ピーナッツから誕生したチャーリーブラウン率いるキャラクター達。チャーリーブラウンの飼い犬であるスヌーピーをはじめ今では世界の人気者となったピーナッツ。ピーナッツには「つまらない」とか「ちっぽけな」という意味があり作者シュルツさんは気に入らなかったらしいのです。名前が立派過ぎると中身が負けてちっぽけになるとも言われますので、タイトルにこだわり過ぎず大きく成長してよかったねと思うのであります。
(雑談)ピーナッツ

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