11月最後の金曜日のデイリーメッセージ、白鳥ともみがお贈りします。

急に寒くなり「くぅーっと痛い肩こり」「腰や足の痛み」を感じるという声も多くなっております。
寒さで水が凍りますが、寒さには凝滞(凝結して滞る)の性質があり冷えにより血管が凍ることはありませんが血行不良を招くということがあります。東洋医学では「通じざれば則ち痛む」といい冬は血行不良による痛みが生じやすくなります。

シナモン

シナモンには温める力を補う、温めて経絡(気・血・水の通り道)の通りをよくする、冷えによる痛みを止める作用があります。

生薬名では肉桂(ニッケイ)として処方されています。シナモンに含まれる成分が冷えで縮こまった血管を拡張し手足の先まで血を巡らせてくれます。
体を温める作用は生姜以上?とも言われているとか。

生理の時にキリキリとした痛みがあり温めると緩和する場合、黒砂糖とシナモンを加えたホットミルクなどはいかがでしょうか。

寒くなってから元気がない方はサツマイモを黒砂糖で煮、シナモンパウダーを振りかけたもので活動エネルギーを養ってみてね。

血行不良は病の元、血行改善には皆様積極的ではありますが、血流は血管内に流れる血があってこそで、ないものは巡らない。年末に向けて忙しい時期、血の材料であるたんぱく質もしっかり頂きましょう。

★シナモンは顔が紅くほてりやのぼせ、カラダに余分な熱が籠りやすく暑がり、妊娠の可能性がある、妊婦さんはNGです。

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