今週もやってきましたカラダと向き合う金曜日、健幸養生メッセージ白鳥ともみがお贈りします。
あら?っといつかどこかで思い出して頂ければ幸いです。

人々を魅了する蟹

カニ食べ放題!の文字に浮足立つ人もいらっしゃることでしょう。
蟹は他人様とテーブルを囲んで楽しく会話をしながらの会食には不向きですね、モクモクとひたすら蟹とのガチンコ勝負。なのに皆で揃って蟹食べ放題に出かける。(うーん)そこまで魅了させる蟹、なかなかの奴でございます。

蟹の旬は冬と思っていましたが、「国内産地の漁港に水揚げされる時期」が旬なのだそうで日本全国渡り歩けば通年楽しめるのが蟹のようです。これも蟹の魅力のひとつなのかもしれません。

蟹は寒性

冬に食べる機会が多い蟹ですがその性質は寒性です。温めて食べてもその性質は変わらず寒性。鍋にして生姜や大蒜を加えることで寒熱のバランスを取ってくれます。蟹鍋旨し。
上海蟹を食べる時は紹興酒がお供しますがこれも寒性の蟹を中和する智慧ですね。

冷え性の方、胃腸が冷えて痛くなりやすい、冷えて膀胱炎になりやすい、小さなお子さん、また妊婦さんは蟹は控えましょう。

蟹の甲羅に含まれるタウリンは血中コレステロールを抑制したり、高血圧を下げる効果があります。また抗酸化作用が期待される美容にも嬉しいアスタキサンチンも含まれていますので、甲羅を出汁にした味噌汁やスープで頂くといいですね。


蟹は寒性でありながら血行不良を改善する作用もあります。冷えや気の鬱滞によるものには不向き(気を付けてね)ですが熱によるドロドロ血の改善にはよいでしょう。年末のあれやこれや追い込まれたことによるストレスやあちらこちらからのお付き合いによる暴飲暴食などにより熱が生じ、血行が阻害されている場合(紅くて痛いニキビやオデキが出来たよとか)蟹が助けになってくれるかもしれません。終わり良ければ全て吉!

上海住人から届いた蟹フォト。ブランドを示すタグが付いて偽物防止らしい。雄雌のセット。どちらが美味しいかはお好みなのかな。

今日も健幸な一日をお過ごしください。

 

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