お正月休みが終わり日常モードに戻らなければならない1週間でしたね。年末年始、決して過食をしたつもりはないけれど(最近みなさま節制意識が高い)やはりいつもよりは飲み食いが多くなって胃の疲れを感じる人も少なくないようです。
金曜日《健幸養生メッセージ》白鳥ともみがお贈りします。

大根

消化を助ける

餅プラスαでもご紹介しましたが大根には消化酵素が含まれ胃腸の働きを整えてくれます。年末年始自分はなんとなくだらだらと食べ続け胃にはせっせと働かせてしまった!という人は胃の回復を願って大根をご賞味ください。
消化酵素のジアスターゼは熱に弱いので胃の消化不良には生の大根が良いですが、胃が疲れているところに大根サラダバリバリでは内臓が冷えますので厚揚げ煮を添えた大根サラダなど、火を通したものと一緒に摂るとよいですよ。
食べると胃が重いという人は大根おろしに梅干、三つ葉を添えて出汁をかけてさらさらと食事の〆に。

殺菌力

下手な役者に対して“大根役者”と揶揄されますが、冷蔵技術がなかったころ、生の刺身は傷みやすいので殺菌作用に優れた大根が添えられるようになりました。刺身から出る水分を吸ったり、生臭さを口から消し去ったり大根を添えれば食あたりにならないことから、あたらない=人気が出ないと言われるようになったそうな。
脇役がいてこそ、主役が引き立つっていうのはどこの世界にもあるってこった、脇を粗末にしてはいけないね。

ビタミンC

最近スーパーで売られている大根には残念ながら「葉」は切り取られていることが多いですが、ビタミンCを豊富に含むのは「葉」です。葉つき大根を見かけたら是非!ゲット。抗酸化力があり

古文献には大根は生で食べると気を上昇させ、加熱すると気を下ろすとあります。
休み中に楽しすぎてテンションアップしすぎている人は加熱して、仕事始まって鬱々している人は生食で。参考までに・・・

今日もよい一日を!週末は3連休だぞ

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