1/24 金曜日のデイリーメッセージ《健幸養生メッセージ》

体を温める性質があるにんにく。内臓の働きを活性化し、消化を助け代謝を活発にしてくれます。また疲労回復から脳の活性化など幅広い効用があります。独特のニオイの素であるアリシンは生の状態ですと殺菌作用、ビタミンB1の吸収を高めてくれるので豚肉料理の薬味としてもおススメです。加熱すると血液の巡りを助けてくれますので肉類、鮭、イカ、シーチキン、ほうれん草など“血の素”となるものと一緒に取るといいですね。

生、加熱どちらにしても体を温める作用があり、寒くて元気、活力がない時にはおススメの食材です。
ただし取れば取るほど元気！活力！ファイト！いーっぱつ！とも言えず。温・熱性である食材は体の潤い成分を消耗させてしまうため、常食または摂りすぎると熱分に偏りドキドキしたりヘロヘロになることもあります。気が上りやすい春の不調の原因にもなりますのでほどほどに。
普段から潤い不足傾向（ほてり、口渇、顔が紅くなりやすい、目が充血する）の方は食事のアクセント程度にして常食・過食しないように。熱感・発熱、炎症がある場合は控えましょう。
食事を取る時間もなくヘロヘロに疲れていてもにんにくを食べると元気が出る。もうひと踏ん張りできちゃうぞ！という方もいらっしゃいます。これは燃料のないロケットを発射させているようなものです。急降下しないように食事内容睡眠にも気を配りましょう。
またにんにくを食べると胃が焼ける、むかむかするという方は量は控える、お野菜もたっぷり取る、オイルに漬けて風味を楽しむ程度がよろしいかと思います。