じゃーん。こちら、8月8日のウラナイ8一周年イベントで話題になった「金のなる木」です。

翡翠先生のところから、天海玉紀のところにやってきた株の成長具合はこんなかんじです。8月末には順調に双葉が開き、9月末にはさらに新しい双葉が育っています。来月にはどうなっているかな?

ウラナイ8の活動もおかげさまで2年目に突入しました。いつもご覧くださっているみなさま、新しくご覧くださっているみなさま、ありがとうございます。

ウラナイ8の隠しテーマは「ゆるいつながり」です。占いという共通の関心をもった人たちが、いろんな形でくっついたり離れたりゆるくつながっていける場を作るのが目的のひとつです。

2019年8月の段階では「お店のようなリアルの場所がなくても、バーチャルでもつながりは作れる」と言ってもなかなか信じてもらえなかったけれど、2020年のいまならその考えはそんなに物珍しいわけではないでしょう。

2020年はCOVID-19猛威のせいであらゆる予定が狂ってしまいましたが、新しくオンラインならではの形でみなさまとお目にかかれたように、不幸中の幸いもたくさんあった!と信じていますし、これからまた新しい形を探っていければと思っています。

9月からは、メンバーの甘夏先生が新しい職場に全力投球とのことで、臨時の特集もスタートしています。意外と聞くことのない他人の「これまでにどんな占いを受けたことがある?どうだった?」というここだけの秘話が満載です。

みなさまからのご投稿も大募集中!のはずなのですが…

えっ?そんなに勇気が必要ですか???

いきなり一発勝負で本番の投稿をしていただくより、最初にご挨拶とご案内のワンクッション置いたほうがハードルが低いかと思って「お問い合わせ」にしたのですが… それとも「いきなりご投稿ください」のほうがいいのかな?

なにはともあれ、お問い合わせフォームはこちらです。

「日本人は」と主語を大きくする気はさらさらないのですが、それでもわたしが日々お目にかかる「占いクラスタ」のみなさまは、みなさんとても奥ゆかしいですね。これまでお目にかかってきた「占いの勉強が好き」という方は、親しくなれば饒舌なんですが、初めて会ったときやふだんはとてもシャイで口が重い方が多いように感じます。

「いっけんおとなしそうだけど、内面がめちゃくちゃ激しくて、自分の心の中だけがものすごく忙しい人たち」と、わたしはよく言ってます。まわりや相手をよーく観察している用心深い方々が多い。「後出しじゃんけんの人たち」ともわたしはよく茶化しています。(ごめんね!)一対一で話すとみなさんとても豊かでカラフルな世界をお持ちなのですが、いっけんしただけでは、外からそれをなかなか窺い知ることができません。

もちろん占いクラスタにも、社交的で物怖じせずどんどん自己主張するタイプの方もいらっしゃるのですが、そういう方々はどんどん広い世の中に出てご活躍なさってます。お仕事するなら、適切な自己主張や自己アピールはだいじな才能ですね。

あとは、喋るのは苦手でも文章書くのは上手、という方は占いクラスタには結構多いと思いますし、結局のところ占いの技能は言語化することが主な技術ですので、とにかく「人に伝える」経験を増やすのは上達の近道です。「もっと上手になったら」と言っているあいだに、人生のいちばん若くてフレッシュな時間はどんどん過ぎ去っていくのです。

ということで、まずは「ひとりの読者さん」から、ぜひあなたも「ゆるいつながり」に参加してみませんか。お待ちしております。

さらに「ゆるいつながり」の話を続けます。

いまわたしは毎月恒例となりました「新月インナーチャイルドカード会」を開催しています。同じような定期的な読み会という形では、夏瀬杏子先生が易やタロットの読み会を開催されています。深瀬まる先生は透視リーディングの卒業生用?の練習会をなさっています。(他にウラナイ8の読み会ありましたっけ?抜けてたらごめんね!)

講座と読み会の違いは、講座の目的が「知識を得る」ことなら、読み会はよりご自分が主体的に関わって発言したり実践しながら練習できることではないでしょうか。

占いの勉強は、語学の勉強によく似ています。

ひとりで黙々と勉強する努力はもちろんだいじですが、「使える語学」としての全般的な上達を目指すなら、机の上の独学だけでなく実際に声に出して発音をチェックしてもらったり、実際に伝わるか通じるかを練習する機会がとても貴重です。そもそも言葉はコミュニケーションの道具ですから。

もちろん同じ勉強でも「ネイティブと話す機会はないから勉強するだけで楽しい」とか「原書が読めればいいから発音は不要!」とか、「ドラマを見たいだけだから読めなくてもいい」とか、いろんな目的があり、いろんな需要があるでしょう。別に発音練習や会話の練習はしたくない、というご意見があることも重々承知ですよ。

同じ目的をもったグループで占いを練習する最大の利点は「その視点があったか!」「そうきたか!」「すごい!それいい!」みたいに、ひとりでは気がつくことのできないようなポイントを他の参加者さんの読みから学ぶことができたり、自分に対しての励ましや肯定的なリアクションをもらえることではないでしょうか。

読み会は、常に固定的なメンバーではなく、かといって毎回まったく知らない人たちとゼロから始めるわけでもない絶妙な組み合わせができます。なんとなくいつも顔を合わせる仲間ができたりすると、なんとなく「同期」になったり、なんとなくつながってる雰囲気ができたりもします。

お互いの本名も立場も職業も知らない。共通項は「占いが好きで占いを熱心に勉強している」というだけ、というつながりです。このグループの参加者さんたちからは「ここでしかつながっていない人たちのグループだから、ふだん周りの人に話せないことも話せる」というお声を複数伺っております。大変嬉しい限りです。

このようにご自分のタイミングや関心に合わせて、できるだけ自由に出入りできる距離感の集いをこれからも続けていきます。オンラインは便利ですし、いまはご時世としてオンラインのほうが集まりやすいのでオンラインをメインに集まっていますが、また時期をみてリアルでの会合も復活できればとおもっています。

ほかならぬ私自身は「中野トナカイ→ウラナイトナカイ」の読み会の雰囲気の中で、実践的な占い脳や対人で占いをするための基礎体力や姿勢といったあれこれを育ててもらいました。ガチガチの「所属」や「流派」を強調することに、わたし自身はまったく関心がありません。社会的な立場や経歴や肩書き抜きに、お互いに共通の話題としての「占い」の話ができる「ゆるいつながり」の場をめざしています。

目の前の生きた人たちと交わしたたくさんの体験は、決して印刷物の書籍や独学では学べない貴重な知恵に満ち満ちていました。その雰囲気を少しでも継承&発展できればというのが、わたしの大それた目標や希望のひとつです。

ふだんの生活ではなかなか外せない「自分」という制限や枠をできるだけ安全な形で超えて→ちゃんと戻って着地する小さな体験を、みんなで積み重ねられるといいなーというのがわたしの願いです。

なにせほとほと困り果てていたときの自分が、そのような場でずいぶん助けられて、育てられたからです。ええ。わたしのn月は11ハウスにあるんですよ。社会的な肩書きとか地縁血縁ではない、同じ目的をもった仲間としての「ゆるいつながり」に居心地の良さを感じます。そのまんまですね。

秋分の日のインナーチャイルドカード会にご参加くださった翡翠先生のレポも是非合わせてご覧ください。

めっちゃたのしそうでしょー。最低限の基本知識さえおさえたら、あとはこのようにどんどん発展させていったらいいとおもいます。ガチガチの「正解」はない世界です。

リアルでしかできないこともたくさんあります。リアルでしか伝えられないこともたくさんあります。それはしばらく封印ですが、必ずまた再開できる日を楽しみに待っています。

というわけで、「ウラナイ8」の「ゆるいつながり」、これからもどうぞよろしくお願いいたします。あなたもぜひタイミングがあったときや、何かのチャンスがあったらぜひ。お待ちしております。

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