ものすごくざっくりですけど、ソロ活(仲介なしで個人でお客様を募集して受け付けるケース)に必要であろうことを、別記事でリストアップしてみました。

ふだん自分がやってることや、周りを見て思いついたことを並べたので、たぶん見落としもあるし、これは本当にギリギリ絞り込んでの最低ラインとおもいます。

「これからソロで活動してみたいな」とおもっているみなさんはいかがですか?
ぜんぶスラスラと簡単にできるような人は、この先をわざわざお読みになる必要はありません。
でもたぶん、つまづいている人はそれぞれみんな、このどこかに苦手分野があると思うのです。

<ソロでお客様を募集して鑑定をするケースを想定>

・そもそも占いの技能は当然あるものとします。

・芸名や屋号を決める
・メインのサイト(URL)を作る
・プロフィール(自己紹介)を作る
・メニュー(コンテンツと料金設定)を決める
・予約フォームを作る(人による)
・決済手段を確保する(人による)
・ネットショップをつくる(必要な人は)
・SNSのアカウントを作る(なくてもいいけど…)
・オンライン鑑定→ネット環境と機材の準備
・対面鑑定→場所の確保

うーん。どうかな。これで足りるかな?

改めて項目を眺めると、ものすごく無理やりにさらっとまとめた感がすごいです。このひとつひとつの項目についてだって、ものすごい手間と時間がかかりますし、ノウハウを説明するだけで延々とたくさんの解説が必要になるでしょう。

さらに、これだけじゃないです。

「個人で占い講座を開催するには?」とか「個人で小さな占いイベントを主催するには?」とか。ここまではわたしはだいぶ回数重ねてるので、それなりにノウハウはあるつもり。

でも今度新しく出てきた課題は「個人でインターネット配信を有料でやるには?」だったりするわけです。もういろんなサービスがありすぎて、いろんな操作を覚えて習熟するのに明け暮れて、日々これ鍛錬あるのみです。

ええ。そうなんです。
占いだけしてればいいってわけじゃないんです。
お察しの通り、結構たいへんなんですよ。

いやはや。こうやって改めて考えてみると「ソロ活」やることたくさんありますね。わたしはそんなに難しいことはできないけど、パソコン触るのは嫌いじゃないし、新しいサービスを試したり、いろいろ調べて実験するのは好きだし、「この環境とこの条件でどこまでなにができるか?」を誰よりもアグレッシブに追求してきたつもりですが、それは誰にでも同じように勧められることではありません。

だからこそ、手数料を取って仲介するサービスが成り立つわけですし、歩合制であろうとも大きな占いの館やお店に占い師が所属するメリットはやっぱりあるとおもうのです。あまり無茶せずに、ちゃんとどこかに身を寄せるのもだいじです。

なんといっても「ソロ」だと誰も守ってくれませんからね。
すべて自分のリスクであり責任です。その代わり、手数料は引かれませんけど。

わたしは2004年に開業して、初めてのお客様がおいでになる直前に、めちゃくちゃ緊張して本当に気が狂いそうになって、タオルに顔埋めて「うわああああああーーーーーー!!!!!」って叫んだ記憶があります。(このわたしでもそんなことがあったのだ!)もちろんお客様がおいでになったときには「こんにちは〜」って普通に応対できました!

実際にお客様がおいでになったら、体が覚えてることをすらすらーっとやって、口が勝手に動いて、あまりにも和やかにスムーズに終わって、どっと拍子抜けしました。すでにさんざん経験を積んでいて、やることはわかってて、だいたい決まったフォーマットに沿って進めればいいのですから。むやみやたらに怖がってるのは単純に妄想してるノーミソだけだとおもいました。

どんな分野でも、経験はチカラであり、宝です。

ウラナイ8のメンバーは、みんな「ソロ活」のどのステップに関しても、みんなかなり詳しいです。なぜなら、みんなそれぞれに長い時間かけていろんな分野で経験値を重ねて、たくさん成果をあげてきた百戦錬磨のツワモノ揃いなので。

そう。今回は最後にこれを。
ソロであっても、横のつながりや仲間の存在は本当にだいじです。

わたしは「ひとりでずーっとやってると、だんだん視野が狭くなって、ひとりでマニアックになタコ壷化して、だんだんひとりプチ教祖みたいになって、そのうちネタ切れして、説教ババアになるかもしれない自分の未来」を密かに恐れています。いまのところ、おかげさまで、まだ大丈夫そうですが、もし危なくなったら、みんなわたしをぶったたいてくださいね。

ソロだからこそ、誰と繋がるかはだいじ、なのです。

ということで、ワタクシ天海玉紀、今後は「占い」そのものの話だけでなく、この「ソロ活」についてのあれこれもお届けしていく予定です。

まずは3月21日(日)に「ソロ活占い師の仕事術・スペシャル講座」第一弾をお届けいたします。いまバリバリ準備中ですので、詳細はまた後日お届けいたします。どうぞお楽しみに!

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