ココロとカラダ、養い休めていますか?
金曜日のデイリーメッセージ《健幸養生便》今週も白鳥ともみが元気にお届けします。

春の土用 何食べよう

烏賊 イカ

栄養あるのかなぁ~なイカですが(失礼イカさん)潤いを補い特にアラフォー以上に不足しがちな五臓の肝と腎を補ってくれます。
寒熱の性質も平性なので寒がりさんor熱がりさんどちらも迷いなく頂けますね。

ただイカは消化しにくいので、よく噛んで頂きましょう。胃腸が弱い方は控えめに。

烏の文字が使われる烏賊・イカ、カラスに襲われたイカがカラスの羽の色と同じ真っ黒な墨を吐いて撃退し難を逃れたという説(本当かな~)から作られたとかいないとか?
その黒い墨には血行をよくする作用があると言われます。
肌カサカサゴワゴワでくすみ、目の下のクマ、刺すような月経痛、月経血に塊などは血行不良タイプですので、イカ墨でお歯黒を楽しんで巡りよいカラダを目指してくださいね。不足タイプは必ず補うものと一緒に。

4月17日は春の土用入り

土用というと夏の土用ばかり取り上げられますが、土用は年に四回

宇宙・自然界にあるものを五行で説明しようとする五行説。四季を五行「木・火・土・金・水」に当てはめ「春=木」「夏=火」「秋=金」「冬=水」としました。でも、これでは五行の構成要素である「土」が欠けてしまいます。そこでそれぞれの季節の終わり18日間に「土」を割り当て「土用」としています。

ではありますが、五行色体表では「土」は長夏と季節を当てはめています。長夏っていつ?五行説の生みの親中国では夏の終わりのまだムシムシとした夏の終わり秋の手前の頃で日本では梅雨時期を当てはめています。(緩い感じですね~)

江戸時代、夏に売り上げが下がって参るわ~とうなぎ屋の店主に相談された蘭学者の平賀源内さん

「本日丑の日」

土用の丑の日うなぎの日
食すれば夏負けすることなし

江戸時代の広告宣伝マン、インフルエンサーにより現代まで続く習慣となっています。

そして夏の土用の丑ほどには広まっていませんが、きっと各飲食店がウチもウチもと言い出したのでしょうかね、各季節毎、相克関係にある日に相克関係の頭文字のつく食べもので精をつけてがんばろー作戦の出来上がり。
相性関係の方がよい場合もあるでしょうし自身を強めたほうがよいこともありますが(ごにょごにょ)鰻と夏の関係を作るには相克関係だったのでしょうね。結論から理論を生む商法。宣伝効果は単純な方がよい。

※相性相克関係:五行間における関係性
相性関係:自身を生じるもの
相克関係:自身を剋するもの

季節を忘れがちな現代人にはよい習慣ですね。明日は土用入り、「い」のつく旬モノを探して食してみてね。
いちご、いわし、インゲン豆・・・

冬からのエネルギー不足が続いているとそろそろ息切れしている人もいらっしゃるかな?
今日も元気に楽しんで!よい時間をお過ごしください。

 

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