こんばんは。みずまち☆ゆみこです。
久しぶりの「プロになるには」シリーズです。
この記事は一般の方向けではなく、占い師になりたいみなさんにお送りします。

先日、DMMブックスが初めての購入者は100冊まで70%引き!という太っ腹企画をやっていまして、これ幸いといろいろな本を買いました。
その中の一冊がこれです。

最初は漫画の大人買いをしようと見てたのですが、「いや、%オフなら単価が高い専門書の方がお得なのでは」と思い、占いの、それも自分の専門じゃない占術の本をいろいろ見てみました。
これなんて定価6,600円もしますので、通常なら買うのに躊躇しますよね。

この本は宇澤周峰先生という方が、ご自身や門下の方々の占った事例を集めたものです。
先日のブログにも書きましたけど、牡牛水星の私は現場でどう占ったか? の話が好きなので面白く読んでいます。
64卦別になっているし、爻辞もしっかり書かれているし、どういう手順で読んだか思考の道筋も書かれているのでわかりやすい。

ただし出版自体が10年前、まとめられている内容はさらに10年以上前のエピソードかなという気もします。
なので、昭和な感じの価値観で書かれているところはあります。
そこはちょっと加味して読むべきかなとは思いますが、易に詳しくなくてもいろいろ参考になる部分があります。
例えば、いらしたお客様の質問をどう易で読めるように組み直すか、という部分。

以前、とあるデビューしたての占い師さんが、タロット希望のお客様のお話を聞いていてフリーズしてしまったことがありました。
どうにも困っているようだったので、お客様にも間に入ることをお断りして話を聞かせてもらったところ、一番安いタロットのメニューで時期を見て欲しいとのこと。
占い師さんはタロットでは詳しい時期が見られない…値段は上がるけどホロスコープとかにして欲しい…とのこと。
でもお客さんとしてはさくっと低料金で見て欲しかっただけなので、なんで値段が上がるのかわからないわけです。

今、簡単に3行で書きましたが、おふたりの話を伺って交通整理をしてやっとわかったんですよね。
タロットで時期を見る方法はいくつかありますが、この時はそれ以前に占い師さん側がいろいろと慣れていなくて、ご質問の交通整理ができていなかったなと感じました。

どんなにロジックに詳しくて占った結果が読めても、最初のご質問の段階での交通整理ができていないと的を射た結果が出てきません。
お客様の中には「詳しく話さなくても占い師はわかってくれる」と思ってる人が少なくないんです。
(残念ながらエスパーじゃないのでわかりません…)
占う前にしっかり質問の交通整理をしていきましょう。

おかげさまでプロ養成講座が開講します。
ロジックコースの初回は、この「質問の交通整理の仕方」についてもお話しする予定です。
ご参加者さん募集中です。

4/24(土)スタート 占い師プロ養成講座募集中!(みずまち)

初級講座は残席1となりました。
ご検討の方はお急ぎくださいませ。

Image by Andrew Martin from Pixabay

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