こんばんは。みずまち☆ゆみこです。
久しぶりの「プロになるには」シリーズです。
この記事は一般の方向けではなく、占い師になりたいみなさんにお送りします。

占い師になるにはどんな準備が必要でしょうか。
勉強? うんうん。まず必要ですね。
占い師名。それも必要。
以前、こんな記事を書きましたので、これから名前を考えたい方はぜひ参考にしてくださいね。

お申し込みしていただくためのメールアドレスやメールフォームもいるかもしれません。
宣伝用のSNSアカウントも必要ですね。
ブログやホームページもあったほうがいいかも。
プロフィール用の写真を撮るというのも場合によっては必要かも。

鑑定を占いの館や、電話チャット占いサービス、占いポータルサイト、どこで鑑定するかにもよりますが、一番必要なのって「ファン」だと思います。

「お客様」ではないのかと思われるかもしれませんが、占いの場合、お客様は急に飛び込んでくることはまれです。
実店舗があればまだ話は別ですが(お店の常連さんやファンがいるため)、だいたいのお客様は占い師のことを「すご〜〜〜く」調べてからきます。

SNS見たり、ブログ見たり、クチコミ(あれば)チェックしたり、いろいろあれこれチェックして、この人に話を聞いてみたいってやっと思ってもらえる、みたいな。
あれこれ見てくださってる間は厳密にはまだ「お客様」ではない。
鑑定や講座にお申し込みいただいてはじめてお客様になってるわけで、いろいろ調べたり、占い師が発信している情報を楽しんだりしている間は「ファン」かなと思います。

まずはその「ファン」を増やすことから始めましょう。

いやいや、一般ピープルで名も無い占い師未満に「ファン」なんてって思われるかもしれません。
好きまでいかなくても、この人が気になるからフォローしておこうって思われるくらいでいいのです。

そのためにできることはなんでしょうか。

1.存在を認知してもらう

占い師始めたみずまちです!ってまずは名乗りをあげないといけないですね。

2.属性を認知してもらう

社会的属性をはっきりさせて共感してもらいましょう。
独身の私が子育てのお悩みを承ることはできますが、やっぱり○人子育てしました!という先生の方が共感を呼べますよね。
逆に他の方と違って法人経営経験があるので、経営者さんのお客様は多いです。

3.好きなことを発信して共感してもらうのもあり!

漫画とかゲームが好きですと言ってますが、同じように好きな方がいらしてくれます。
お悩みに直接関係なくても、何かしらの共感をもってもらったということですね。

4.占い師になるまでの道のりをともに楽しんでもらう

以前に比べるとSNSでの発信がかんたんになりました。
リアルタイムで発信して追ってもらうのも醍醐味です。
「占い師になるまでの道のり」をともに体験してもらうことによって、共感してもらうことが可能です。

リアルタイムで勉強したこと、その結果気づいたことや感動したことなどを発信することによって、読んでいる人も感動をともにします。

先日やった「占いライティング講座」でも、勉強中のことや受けた鑑定の感想などはどんどん書きましょうとお話ししたのですが、デビュー前であってもそんなところからファンができていきます。

私もプロになりたての頃に、「デビュー前からのブログを読んでいて、プロになってほしいと思ってました」とお客様に言われたことがあります。
誰が読んでるのかわからない変なブログを書いててよかったな~と思った瞬間でした。
今よりだいぶひとりよがりなブログでしたからね…笑
そんなのでも楽しんでくれて、どんな奴が書いてるのか見たいって思ってくださる方がいらっしゃるわけです。

5.未熟な自分を応援してもらう

なりたての占い師に需要はあるのか?というのは、誰しも考えることかもしれません。
占い師に経験を求める人は確かにいます。
○万人見た!とか鑑定歴○十年!とかね、好きな人はいる。
でも実際のところは占い師が思うほど、お客様は占い師の知識や経験を求めてないと思うんですよね。いや、求めててもそれを測る術を持ってないし。
重要なのは、自分の悩みが解決するかとか、寄り添ってもらえるかであって、占い師の能力を一般のお客様は測れない。(私もほかの先生方の能力は測れませんけど)
結局は好き嫌いが優先されることが多いです。

最初から完璧に!と思う人も多いかもしれませんが、占い師になって15年経つ私でもそんな境地に至ったことはありません。
常に未熟、常に足りない。そんなのは当たり前だし、そうでないと発展や向上もない。

お客様に応援してもらって、活動を見守り続けてもらった方が良いと思うのです。
アイドルが好きな人も「歌はイマイチだけど、これからうまくなるまで応援する…!」という人も多いですよね。
「今では有名な〇〇先生、デビュー当時から知ってるのよ〜ずっと応援してたのよ〜」って言ってもらえたらよくないですか。
完璧に見える人が好きな人ばかりではないのです。

蛇足ですが…
能力が足りないのに鑑定していいの? と思う人もいるかもしれないですね。
その時の全力が出ていればいいと思います。

鑑定って「精度」より「鑑定士との相性」とか「受けた時のタイミング」のほうが重要だと思います。
どんなに精度の高い内容を伝えたつもりでも、お客様側にまだ受け取る準備ができてないなんていうこともザラにあるし、たいした内容をお伝えできなかった気がしても、ちょっとした言葉から劇的に人生が変化する人もいる。
気負うだけ無駄かなと思うんですよね。

やっていけないのは、変な謙遜。
「自信がなくて〜」「わたしなんか〜」みたいなのは、たとえ本音でもお客様を不安にさせるだけです。
まだ「一生懸命読みます」のほうがいいかな。これもわざわざ伝えることではないけど。
主役はお客様なので、占い師が「私は!私は!」ってなりすぎてもね。
その時の精一杯でできていれば、それでいいと思います。

まつい先生が「占いはエンタメ」ってよくおっしゃってました。
お客様が主役の物語を占い師が語り部として即興で紡いでいきます。
ともに物語を楽しめると良いと思います。

占い鑑定や占い師の役割みたいなことについては、まつい先生のこのブログもおすすめです。

Image by h kama from Pixabay

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