水曜日のデイリーメッセージ、杏子さんのピンチヒッターとして本日は翡翠輝子が5月3日の配信イベント『ぼくらはみんな生きている!』のご報告をお届けします。

テーマは『牡羊木星シーズンに始めたいことのアドバイス』。応募してくださった24名の方のぴったり半数、12名にメッセージをお届けできました。

私はシェイクスピアカードを使ったのですが、読むのが苦手なカードがあります。『マクベス』や『真夏の世の夢』などメジャーな戯曲ならすらすら言葉ができるのですが、なじみのない歴史劇の読み方はどこかぎこちなくなります。

 

会が進むにつれて、そんな懸念はどこへやら、質問に対してどんな物語が出るのか、わくわくしてきました。易の講座で「出た卦はすべて正しい、当たらなかったのは自分が読みを間違ったから」と習いました。卜術を行うためには、占いの神様への絶対的な信頼感が必須です。質問が生まれて答えが出るて、物語を作っていく。人類が太古の昔から繰り返してきたのは、楽しかったから。

 

質問にふさわしいだけでなく、読む人間にもふさわしいカードがちゃんと出ました。卜術の神様は必ず存在します。そして私たちが質問して答えを出すプロセスをにこにこしながら展開から眺めているでしょう。そんな実感を抱くことができた時間でした。

この世は舞台。男も女もみな役者。人生なんて、戯曲家に操られて演じているようなもの。

そして、道化は笑いにくるんで真実を告げます。絶対権力者に進言できる唯一の存在。自分の人生の主人公を演じられるのは自分だけですが、かたわらには道化が必要です。

 

こんな機会が持てたのもウラナイ8のメンバーと参加してくださった皆様のおかげ。私にとって占いもシェイクスピアも生涯の友人です。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事