先日手相の講座を行いました。
手相は一般の方には一番なじみのある、一番人気の占術だと思います。占いと聞けば手のひらを差し出されるという話もよく聞くぐらいなので、身につけると占いを仕事にしなくても一芸として役に立つ代物でしょう。
占い、特に手相をやっていると、お客様が聞きたいことは
「金運と健康運」
に最終的に収束するのを感じます。年齢層が高くなるほどその傾向があります。
まあ年を取るにつれ懸念事項はこの2つに絞られていくので(私もそう思う)しょうがないとは思います。
お客様も「ついでに聞いとくか」くらいの気持ちで聞いている方が多い感がありますが、占いで答えにくいツートップでもあります。
そのうち健康運については
「どこか気になっていることが具体的にある」
なら占いではなくで病院へ。日本には保険医療というものがあります!!
手相は基本的には「今の状態」を見るのが得意な占術です。
そのときの気持ちや体の状態、生活習慣などが出ます。ですから「元気ですね」「お疲れですね」とか、多少の未来の傾向は読み取れると思いますが、細かいところまで読み取るのは難しいのではないでしょうか(個人的な意見です。できる人もどこかにいるのかも)
健康運だとまずは生命線を見ますが、少し前にこんな記事を書きました。
生命線はこの図のように、親指の付け根の盛り上がった部分(金星丘)をぐるっと囲むようにあるのがいいです。
金星丘はエネルギータンクなのでそこが豊かで、そのエネルギーが漏れないように生命線がぐっと張り出して存在している手相が元気な手です。生命線が二重、という方も結構いますね。こういう方達は生命力、抵抗力が強くてタフです。
私のように途中で切れていたり、線の張り出しが小さかったりすると生命力パワーがちょっと弱めです。あと金星丘の肉付きが薄い手もお仲間です(丘の肉付きの話はバランスの問題で、金星丘だけムチムチでも「お盛んですね♡」みたいな話になります)
そういうちょっとパワー弱めの人たちは「無理しない」ということが大事です。自分の体力を弁えて調子が悪い時は無理せず早めに手を打てば医療の発達した今の時代ならある程度は問題ないはずです。
残念だけど「病気」「というものには人類は抗えません。年齢も関係なく無差別に降りかかってきます。
占いでなんとかするということは正直難しいものですが、自分の「傾向」のようなものがわかって、多少の抵抗はできるのかもしれません。


















