最近はあまり聞かなくなった気がするのですが
「占い師は年を取ってからでもできる(なれる)」
という説があります。

 

確かに占い師は資格も定年もないので、なろうと思えば何歳でも勉強を始めてなることができます。
そしてある程度の年齢ならば、ある程度の人生経験や処世術が誰でもそこそこあったりするもので、それはやはり大きな武器となるでしょう。
占いの館のような場所では年齢を重ねたベテラン感の漂う占い師さんに人が集まる(実は新人であっても)という話を聞いたことがあります。パッケージって大事ですね・・・
あまりにも若い占い師さんだと不安になる場合もあるのは確かかも。

 

 

 

私自身は45才を過ぎてから勉強して占い師になったので、どちらかというと遅い方ではないでしょうか。
実際になってみて思うことは
「年を取ってからでもできる、というのを鵜吞みにするのは危険」
ということです。
※あくまで個人の感想です

 

 

大きな理由としてはまず、占いの仕事にも今はPCやスマホのスキルが必要だということ。
どんな形態で働いてもこの現代では全く無縁というわけにはなかなかいきません。命術だと専用のソフトを使うことも多いですし、特にどこかに所属しないで一人でやろうと思うとブログやSNS等の宣伝からお客様との連絡まで、ネットが無いとやっていけないです。
そしてどんどん新しいことが出てくるので、ついていくのが本当に大変です(←現在進行形)そのうち振り落とされそう。

 

 

人生経験は年を重ねると間違いなく増えますが、反対に失っていくものもあります。
若い世代の感覚や常識とどうしてもズレが起きてきます。もちろんそこを埋める努力は必須ですが、正直限度はあると思います。私も認めたくはないけどどうしても徐々に頭は固くなっていく!
「あまり若い占い師さんだと不安」と同様に「あまり高齢の占い師さんだと不安」ということも出てくるでしょう。

 

年を取ったら占い師になってみたい!
と思う方は色々柔らかいうちに早めに準備だけでもした方がいいんじゃない?キャリアがものをいう世界でもありますし、あまり先延ばしはしない方がいいと思います。

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