私が占いを勉強し始めたのはほぼ10年前。
関東に越してきて、正社員の仕事をしばらくやってからです。

 

その職場は新しい薬局で私を含めて3人しかいないところで、初めて3人で働いた初日に一緒にお昼ご飯を食べている時にその中のAさんが
「〇〇さん(私のこと)って、すごく変わってるよね~~!!」
と言いました。記憶にはっきり残っています。
これを言うとみんなビックリするのですが、それまで変わってると言われたことなんてなかったんです。
「えっ、なんでそんなこと言うの?」って感じでした。
(それまでは変じゃなかったか、周りの人たちが気を遣ってくれてたのかのどちらかです・・・)

 

 

Aさんは手先が器用で細かい気配りもできる有能な人でしたがエキセントリックで気難しい所もあり、新しい薬局が軌道に乗ったころからなぜかあることないこと騒ぎ立て引っ掻き回すようになりました。
そこで困り果てて占いに行き、そこから自分でもちまちま勉強するようになりました。

 

結局、職場環境はどんどん悪くなり、Aさんが嫌で嫌で耐えられず辞めました。当時は私が店の責任者だったのにこんな理由で最初に辞めるなんて・・・としばらくの間は自責の念に駆られくよくよしまくり店の近くを通るのも嫌でしたが、今になるとそんな気に病むことじゃなかったってつくづく思う。無駄な後悔。

 

 

そして今となると、あんなに大嫌いだったAさんが意外と立役者だった気がしてしょうがない。
あの初日に「変だ」と言われたことは間違いなく私の意識を変えました。
そして結果的に私を占いの世界に突き落としてくれました。何がどうなるかは本当にわからない。

 

人生のカーブは運転している間は気づかないもの。通りすぎてしばらく経った頃に振り返ってみて、「あれが曲がり角だっのか!」とか「あそこであの人と知り合ったことが大きかった」と気づくものでしょう。
反対にどんな大きい出来事もあとになれば意外と大したことなかった!なんてこともある。

 

重要人物や重要な出来事は、意外と嫌な被り物をして目の前にしれっと現れるものかもしれませんね。

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