先日、伊豆に住む母や妹に会ってきました。
半年以上帰ってなかったので久しぶりです。

 

妹と話している際に高校生の甥と姪の進学の話になったのですが、私達の時代と違って、今は早くから進路を考えて色々動いたりするのですが(うちなんかはさせられているようなものでしたが)、やはり「どんな職業に就きたいか」ということをざっくりでも考えることは進路を決めるうえでは大事なことです。
高校1年の姪(今の所理系)が今の時点で言うのは
・教員
・看護師や保健師
などらしいのですが全然本人に合っていない気がして確認すると、やはり周囲の友達の影響が強いとのこと。お友達がみんなそういうのを挙げるのですね(いかにもって感じ)

 

 

話していて思ったのは
「そもそもロールモデルが周りに少ない」
ということです。周囲に「こんな感じいいな」と思える選択肢が田舎なので少ないのではないかと。
ネット社会になって遠くのものも見られるし手に入るようになっても、実際にはリアルな環境の影響が大きくて、特に子供は「知らないものは想像ができない」のでしょう。

 

「職業」というのはどんどん移り変わるもので、私たちが子供の頃はあったのに今は無い仕事もあるし、反対に昔は無かったのに今は当然のような仕事もあります。きっと私の知らない職業がこの世にはごまんとあるのでしょう。そして働き方自体も多様化しています。

大人だってなかなか知らないものは想像できない。鑑定で適職を聞かれることは多いですが、「この職業が良い」というよりは「こういう要素を含んだ仕事が良い」というふうに答えています。
なるべくその人の選択肢にバリエーションがでるように、私の脳内引き出し内のストックを増やしておかなければいけないなと思いました。

 

10代のお客さんというのは私はさすがに滅多にありませんが、やはり若い方にはより多くの可能性を示したいところです。

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