一つ前に住んでいた土地では一戸建てを借りて住んでいました。
田舎なので多少築年数は経っていましたが割と広くて庭と駐車場付き。
そこはあの有名な害虫(通称G)がちょくちょく出ました。やっぱり建物が古いと出現頻度が高い気がする。

 

そのGですが、うちは夫がよく台所で見つけていました。
基本料理をしている私はそんなにGと遭遇しないのに、私よりは台所にいない夫がGと遭遇して「昨日Gがいたよ」と報告してきます。
(遭遇率は私2:夫8くらい)
夫は視力がすごく良いからかとも思いましたが、おそらく私の目には都合の悪いものが入ってこないのです。
同じものを見ていても、人は人の見たいものしか目に入らないのか・・・

 

 

何か異物があってもそれに気づかない人と、反対に見つけようとする人がいます。
異物=悩みとしても同じで、同じ環境にいても鈍い人はどこ吹く風だし、敏感な人は「えっそこ気にするの?」という所までキャッチしに行きます。
夫の目がGを探しに行っているのと同じように、悩みを探しに行っているのですね。センサーが優秀。

 

Gも悩みも見つけたら退治しないとスッキリしないので大変ですが、これはこれで才能じゃないかと。
私はGを見つける目は持てないし、夫がGを見ないようにするのも難しい。変えられない。
次から次へと答えの出ない悩みを抱えている人(やはり自分から悩みのネタを探しに行っている)はしんどいだろうけど、細やかな神経とそこまで深く自分を省みてエンドレスで深い思考ができるのはすごいことじゃないかなーーーーなんて思います。

 

鈍いことも問題もあるけど才能のはず。
まあGに関しては気づかない人の方が生きやすいのは確かかも?笑

 

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