算命学の十二大従性に「天恍星」というのがあります。
「てんこうせい」」と読むのですが、他にも「てんこせい」とかもあって紛らわしいのでそのスジの人たちは「てんぴかせい」と呼びます。ピカピカ光る、ってイメージという所でしょうか。
「天恍星」は人生の段階でいうとハイティーン、青春時代でしょうか。
皆様もご自分のお若い時分を思い出してもらえば想像がつくと思いますが、常に何かを探し求めながら進む(それでいて自意識だけはめちゃくちゃ強い)揺れるお年頃です。
なので「天恍星」をお持ちの方はどうしても不安定な部分があります。迷いが多くグラグラしやすいのです。
よく言われるのは「天恍星はモテの星」です(持っている方の実感は別として)
人は風鈴やサンキャッチャーなどゆらゆらしたものに目が行くように、「どうしよう」と揺れている姿は意外と異性のドキドキ感を起こさせます。
中年のオバタリアン(死語?)のようにどっしり腰を据え、山のように微動だにしない姿は頼り甲斐はあるかもしれないけどドキドキ感は想起されません。
儚げさや脆さなどに魅力を感じるということはありませんか?迷いが多く不安定な人がモテるのは意外と当たり前なんだと思います。
不安定な部分を学びに救いを求めるのか、勉強家の人も多いです←占い好きはこっちかな?
また「瑞々しい感性がある」とも言えるので、クリエイティブな方面への適性も大きいです。
これも周りから見たら大きなアドバンテージでしょう。
このように、一見ネガティブに見えるものでも表裏をひっくり返すとポジティブな面が出てきたりします。
なんでも表裏一体です。
人はどうしても「自分の弱点」「できないところ」に目が行ってしまい、そこをぐじゅぐじゅと指でいじって悪化させますが、その部分があるからこそ長所や得意なことが成り立っているということがよくあります。
普通の生活の中ではちょっと持て余してしまう部分が、全然違う分野では強みになる。
どっちを表側にして使うとより豊かな気持ちで過ごすことができるか?
を考えてみるのはおすすめです。
気持ちを割りきるだけでもぐっと楽に思えることがたまにありますよ。