先日易の一日講座を行いました。少人数で超濃厚にやりましたよ!
易は同じ卜術のタロットに比べるとどうもとっつきにくい印象があるのですが、意外と自由に楽しめる占いなのでちょっとずつでも愛好者を増やしていきたいところです。興味を持った方はいつでもウェルカムです♪

 

講座の中で「易は良くも悪くもズバッと出る」という話題が出ました。
実際にハードな状況を示す卦もいくつかあります。もちろんそういうハードな卦は全てが悪い訳では全然無く、どんな卦も救いはあるのですが、それでも年筮(冬至の日にこれからの一年を占う卦)などでそういう卦が出ると「あーーー、どう説明しようかな」とはちょっと考えます。

 

 

話は少し逸れますが、占い界業界には「アゲ鑑定」という言葉があります(たぶん)。
厳密な定義まではわかりませんが、占いの結果がどうあれ良いこと言ってお客様を喜ばせて帰す、というようなことです。
それは占いじゃないのでは?と思うかもしれませんがそうやる占い師ももちろんいますし(お客様は喜ぶしね)、またそういうやり方が求められる現場も実際多々ありますし、そのやり方を求めるお客様も実際にいらっしゃいます。

 

あと占い師のタマゴさんだと「良くない結果を伝えられない」「つい結果を濁してしまう」という話も聞きます。
そこまでいかなくても「なるべくお客様には希望を持って帰ってもらいたい」という気持ちは私もあります。
残念な結果を伝えるよりお客様の希望通りのことを伝える方が楽には楽。
だからと言って、もし易でハードな卦が出た時に全然違うことを伝えたりごまかしたりするのはそりゃ違うよねと思います。
意に反する結果でもそれは易やタロットが言っている(?)のであって、そこに占い師の気持ちは混ぜるな危険!ではないでしょうか。占い師側から混ぜていいのは言い方の配慮とか悪い場合のフォローやアドバイスだけでしょう。
残念な結果だけ伝えて「サゲる」だけではしょうがない。

 

易に関していうと、「どんな悪い卦もその時の状況なだけで、どんどん移り変わっていく」ものだと思います。
陰と陽はお互いに常に変化し続ける存在なのです。今底辺なら今度は上がっていくし、今最高ならこどは下がっていく。そこがいい。

 

 

 

以前易であるお客様の運勢を占った際、大変良い、景気のいい卦がでました。
こりゃいいじゃん♪頑張って動くといいですよ!とお伝えしたら「えーー動きたない、いやだ」と言われました笑
占い師側がいいと判断しても相手はそうじゃないことも本当にあるものなので、こちらがあまり悩んでこねくり回すことは必要ないのでしょう。

 

 

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