夏至の夜、欲望の宴を今年も開催します。

ウラナイ8では毎年、冬至に集まって年筮を立て。杏子さん、ゆきのさんの協力により年筮竹の会も毎年開催しています。陰が極まって陽に転じる冬至は、これからの一年の成り行きや心構えを易の神様に教えてもらう日。それに対して夏至は、陽が満ち満ちているところに陰が密かに忍び込みます。

真面目な陰キャが少しずつ世の中に認められていくのが冬至だとしたら、パーティー好きの陽キャがいつまでも遊んでばかりはいられないと不安になるのが夏至。フィンランドでは湖のほとりでサウナに入って焚き火を眺めながら、沈まない太陽の下でパーティーが開かれます。長い冬を迎える北欧の人々にとって、夏の終わりを覚悟する特別な一日なのです。

 

玉紀さんに夏至のイベントを持ちかけられて「パーティーが終わりに近づいているのなら、思いきり弾けようじゃないか!」と生まれたのが、欲望の宴。今年で3年目となります

欲が深いというのはあまりいいイメージではありませんが、欲こそ生きる原動力。欲がなくて枯れるのは、出家したり高齢者施設に入ってからでいいのでは。

欲望には旬があります。食材と同じです。豊かな老後を夢見て倹約と貯蓄に励み、いざ高齢になったら体にガタが来て何も楽しむことがなくお金の使い道がないという話をよく聞きます。何事もタイミングが大事。「あなたの欲はいつ実現させるのがいいのか」「そもそも、その欲は今でも現役なのか、賞味期限切れてない?」といったことをインナーチャイルドカードを媒介にして語り合う会です。

欲望を食材に例えるなら、魔女の大釜でぐつぐつ煮ているイメージ。かき混ぜないと焦げ付きますから、折に触れて言語化して振り返る必要があるのです。シェイクスピアの「マクベス」で3人の魔女は、ひきがえる、蛇、こうもりの羽根、山椒魚の目などを大釜で煮込んでいました。材料はグロテスクですが、うまく煮込めば人を操る媚薬となるのです。

 

会に先立って私が引いた3枚。フルデッキなのにメジャーカードが勢揃い。欲の深さがストレートに出ました。

1枚目、私が本当に欲しいもの。シンデレラが欲しいのはお城の舞踏会に行くためのドレスですが、私は世界という舞台を歩いてみたい。旅立ちの装備はフットワーク軽く動くためのアウトドアウエア。鳥が持ち上げれれるほど軽いのです。世界のどこに行こうとも、この同じ月を見上げるのだと考えながら、旅の支度を整えます。

2枚目、欲しいものを手に入れるための方法。大きな悪いオオカミが狙っているのは、ニューヨークの摩天楼。世界はますます混沌とし、策略を巡らさなくては目的地まで行きつけないかもしれません。あらゆるものがデジタル化された現代では、丸腰で世界に立ち向かえませんから、綿密な準備が必要なのです。

3枚目、欲しい物を手に入れたらアラジンと魔法のランプの状態に。旅の経験や教訓は私という名の本棚にインプットされていき、ランプをこすればいつでも取り出せます。

こんな感じで読んでいきます。インナーチャイルドカードはシンボルに満ち溢れていますから、偶然の引いたカードからあなたの欲望にさまざまな角度でスポットライトを当てるはずです。

 

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