断捨離のやましたひでこさんがプロデュースした鹿児島・指宿のリトリート「リヒト」。JALの「どこかにマイル」で旅の目的地が鹿児島になり、飛んで行きました。

準備が整わなくても、とにかく旅立つ - 翡翠輝子の招福日記 (hatenablog.com)

伊豆高原の「やすらぎの里」のイメージがあったのですが、「リヒト」はもっと自由。朝食も夕食も何時だろうが何回に分けて食べても大丈夫。食器を自分で選んで、好きなように盛り付けます。キッチンと冷蔵庫があるので、食材を買ってきて自分で料理するのもOK、アルコールも自由です。

そして、何をするかはその人次第。標高330メートルで避暑地のようなホテルですが、指宿の街まで降りて観光や買い物を楽しむ人もいるそうです。私はワ―ケーションなので適度に仕事。ホテルのあちこちに格好の仕事スペースがあり、広大な敷地を歩き回るだけでけっこうな運動になります。

 

私がしょっちゅう旅をしているのは、運気のよどみを防ぐため。空気や水と同じく、一か所にずっと留まっていると運気が停滞します。

やましたひでこさんの目が隅々まで行き届いた「リヒト」に滞在していると、情報ではなく実感として断捨離の教えが伝わり、自宅もこんなふうに整えたいという意欲が湧いてきます。来た甲斐がありました。

 

そしてもう一つ、人との出会いも旅の収穫です。

温かく迎えてくださったスタッフのお一人、赤城純子さん。やましたひでこさんと一緒に「リヒト」を作り上げた方です。

純子さんはアメリカのシアトルでの生活が長く、現地の同胞のために日本語の本を集めたり、講演会を開催していました。やましたさんを呼ぼうと仲間とみんなでオファーを出したら、快諾。すばらしいと思ったら即行動、そしてフットワーク軽くシアトルまで飛んで行くやましたさん、断捨離だけでなく開運の達人です。

その後、純子さんは日本に帰国。ある時、やましたさんが「純子さんは指宿なんて知らないでしょう?」と言い出しました。リヒトの構想が浮かんでいたのです。

なんと純子さんは生まれは東京だけどお父様は鹿児島市出身。小さい頃から毎夏、鹿児島で過ごし、指宿は家族で何度も訪れた思い出の場所です。しかも、がん治療に興味があって指宿ベイヒルズに隣接するメディポリス国際陽子線治療センターもお友達と見学したことがあるそうです。そのお友達は、翌々月にブータンを旅する予定だったのですが、指宿ベイヒルズにはブータン政府公認観光局まであるという、事実は小説より奇なりという展開!

 

指宿ベイヒルズの大浴場からはダイナミックに立ち上がる湯煙が目に入ります。地熱発電でホテル全体の電力を賄えるほどパワーに満ちた山。

お湯を求めて各地を訪れ、そこで出会った人から人生の指針のヒントをたくさんもらいました。ウラナイ8の結成二周年のイベントでは、たまきさん、甘夏さんと一緒にそんな話ができたらと思っています。私もいつか、大浴場で出会う人に「あんなに楽しそうなら、年を取るのも悪くない」と思ってもらう老女になりたいものです。

そして、純子さんとやましたさんの縁をつないだのが本だったように、オンライン掲示板でウラナイ8ブッククラブの開設を考えています。参加方法などウラナイ8のメンバーと検討後、お披露目する予定です。

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