先週のインナーチャイルドカードの会で、3枚引きの「スピリチュアルロードマップ」をやってみました。
1枚目の現状、2枚目が必要なチャレンジ、3枚目が到着地点という流れ。このスプレッドでポイントとなるのが2枚目で、私には「ハートのチャイルド」が出ました。
「ハートのチャイルド」はイギリス童話『ゴルディロックスと3匹の熊』。ゴルディロックスはgold(金)と lock(髪)を合わせで金髪という意味です。
ゴルディロックスという少女が3匹の熊の家に勝手に入り、お粥を食べてベッドで寝てしまうという話。熊が帰宅するとゴルディロックスは驚いて家から逃げ出します。熊に襲われるのでもなく、お詫びに片付けることもなく。玉紀さんによると「子どもにはとても人気がある話」だそうですが、好き勝手なことをして何のお咎めもないとは。関西人の私にはオチのない話はちっともおもしろくありません。
相場の世界ではブル(雄牛)が角を上へ突き上げることから上昇相場、ベア(熊)は前足を振り下ろすので弱気相場を象徴します。その中間がゴルディロックス相場。物語の中でゴルディロックスは3杯のお粥のうちちょうどいい温度、3脚のベッドのうちちょうどいい硬さを選ぶことから、上げも下げの小さい静かな相場を指します。経済成長が穏やかで長期金利も低め安定という状態です。
ゴルディロックス相場はつまらないけれど、人生の大半はそんなものかも。「ハートのチャイルド」のカードは、退屈を受け入れるというチャレンジを示しているのでしょう。世の中にはそうそうおもしろいことは転がっていないし、相場師は底値で買って天井で売り抜けようと夢見ますが現実はそううまくいきません。
アルコール依存症の人はもう飲まないと誓って断酒の自助会のミーティングに出たりしますが、結局は退屈な時間に耐えられなくなって再びアルコールに手を出すと聞きました。退屈は人を狂わせるのです。子どもがゴルディロックスの話を好むのは、毎日が新しい体験の連続で退屈を感じることがないからでしょう。
老化によって出歩けなくなったら、何も楽しいことがなく世の中を呪って生きる高齢者になるのか、現実を受け入れて身近に楽しみを見つけられるのか。その分岐点に立っていることをゴルディロックスのカードは私に伝えているのです。そして旅に加えて読書や映画は、他人の家にこっそり忍び込んで秘密を嗅ぎまわるという疑似体験ですから、格好の退屈しのぎとなるでしょう。












