今年も夏至に開催された欲望の宴。今回は玉紀さんの発案で1枚ずつカードを引いて、本人のに加えて参加者もコメントしていく形になりました。

特に掘り下げたのが1枚目のカード「あなたが本当に欲しいもの」。欲望の形をはっきり意識しなければ、その後の展開がぼやけたものになるからです。

そして2枚目のカード「欲しいものを手に入れるための方法」の前に3枚目の「欲しいものを手に入れたらあなたはどう変わるか」を開くことにしました。このセッションのポイントは2枚目のカード。欲望を意識してゴールがわかっても、方法が落とし込めなければ実現がむずかしいからです。

会を重ねたこともあって、参加者の皆さんの読みがおもしろくて耳を傾けることばかり。自分のカードでは言葉に詰まることがあっても、人のカードならすらすら読めるというパターンが続出しました。グループでの読み会ならではの醍醐味です。

途中で、私もカードを引くように促されました。欲望の3枚はもう引いていますが、その時の欲望はニューヨーク行き。もう行って帰って来ています。

マンハッタンの摩天楼を狙っていた大きな悪い狼は目的を果たし、ニューヨークでの体験を整理してアラジンの魔法のランプの本棚に並べているところです。だったら新しい欲望のカードを引いてもいいでしょう。

 

1枚目の「3匹の子豚」は昨年11月の「乾」の会でも出たおなじみのカード。

私だったら、狼を喜んで家に入れます。決まりきった日常は退屈だから。そして私自身が狼となって人の家に入る。家の内外を国にたとえれば国境。日本にいれば外国人観光客のオーバーツーリズムに腹立たしい思いをしますが、日本を出れば私が外国人。私は子豚でもあり狼でもあるのです。

私の欲望は狼と子豚の統合。ニューヨーク株式相場に投資する俗っぽい人間であると同時に、占いや精神世界を学ぶ浮世離れした人間でもありたい。

次に引いた「欲望が実現した後の自分」がクリスタルの6だったのでちょっとがっかり。クリスタルという現世欲を満たすために山を登っているノームたちが、安値でつかんで高値で売る相場師にしか見えず、精神性が感じられなかったからですが、崇高な目標に向けて努力を続ける姿でもあるとも指摘されました。

最後に開いた2枚目のカードは「不思議の国のアリス」。

人の言葉をしゃべる白兎、狂ったお茶会を開く帽子屋、にやにや笑うチェシャ猫、死刑を宣告してばかりのハートの女王。ウォール街の証券取引所そのものです。あまりの先の読めなさに退場する人も多いのですが、ぐるぐる回り続けること。そうすれば、クリスタル6の登山道が見えてくるでしょう。

自分だけでなく人の物語もたっぷり聞かせてもらった充実感のある一夜。来年の開催が早くも待ち遠しくなっています。

 

Xでフォローしよう

おすすめの記事