早いものであっという間に3か月が過ぎ、柔軟宮の月のインナーチャイルドの会。

毎回、大アルカナ、コートカード、小アルカナから1枚ずつ引いて、今後の3カ月間の展開を想像します。

 

まず、裸の王様。

こういう俗っぽいカードが出ると、すっかり本業となってしまった相場師の仕事を指しているとわかります。このところニューヨーク市場も為替も大荒れです。ある時は投資の才能があるとうぬぼれ、またある時は欲をかきすぎたと後悔する繰り返し。

しかし、いくら儲けようと損しようと私の暮らしは変わりません。よほどのことがない限り、ドルを円に替えることはないだろうから。そして、私の手元にドルの札束があるわけでなく、ネット口座上の数字に過ぎません。近所に、日大の田中理事長の自宅である、ちゃんこ屋があります。1億円を超える現金が見つかったと報じられましたが、そんな大金が家にあればおちおち旅に出られないのでは。王様は裸でいるのが一番いい。豪華な宮殿や衣装があると、広い世界に背を向けてしまいます。

 

2枚目はワンドのシーカーでオズの魔法使いのドロシー。

これは3か月前の乙女座の月とまったく同じです。オミクロン株が出て移動が制限されるようになるかもしれませんが、とりあえず9月から11月まで好きなところに行けました。願わくば12月から2月までもそうでありますように。

来年はトレイルウォークを始めたいので、歩きやすい靴を買おうと思っていたところ。そして、歩くことに慣れるために犬の散歩を請け負おうと思い立ち、ペットトレーナー養成講座も検討しています。ドロシーの赤い靴と愛犬のトトに前途を祝福されているかのようです。

 

そして最後のカードはハートの7。

私は手元でウエイト=スミス版のタロットカードを引き、玉紀さんにインナーチャイルドカードに変換してもらっているのですが、まずカップの7のイメージが胸に迫ってきました。野望をどう叶えていいかわからない状態だから。このところ、ずっと考えているのがスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の道。フランス人の道は全長800キロ。一日に歩く距離は平均で20~25キロらしいので、40日以上かかります。いつかは歩きたいけれど、自由な海外渡航が解禁させるのはいつになることやら。その前に加齢による体力の低下で歩けなくなりそうです。そこで八ヶ岳山麓スーパートレイルや糸魚川から松本までの塩の道など、日本国内のトレイルをあれこれ調べているところです。

インナーチャイルドカードのハートの7は一人静かに瞑想状態。歩き出す前に深く考えよ。そもそも人魚には足がないから歩けません。先へ先へとはやる心を静める必要があります。12月から2月は雪山シーズンでトレイルにも雪が積もっているだろうし。

これから3か月間の目標は、何のために歩くのかを整理し、1日20キロ歩き続ける体力を養うこと。漠然と毎日を送るのではなく、定期的にカードを引いて、人生がどの段階にあるのかを言語化してみる。そんな風にインナーチャイルドカードの会を活用しています。

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