先週の土曜日、ウラナイ8号室でサニーマーメイドのお二人の鑑定を受けました。

まず、羽純なな子さんのホロスコープ読み。ライターという職業を選んだのは、星の配置通りに生きてきたということ。「易の本を出版するまで努力されて…」と、褒めてくださったけれど、持って生まれたものを活かすのに努力はあまり必要ありません。まったく自分に向いていない日本語教師を3年間やってみましたが、あれこそ努力。3年間で精魂尽き果てました。

「ホロスコープは人生の取扱説明書。星通りに生きるのが運がいいということ」と、なな子さん。なるほど。調理家電にたとえると、トースターでご飯を炊こうとしてもうまくいきません。我が家のヘルシオは「ロジカルクッキング」といううたい文句に惹かれて数年前に買ったものです。ウォーターオーブン機能を駆使すれば複数のメニューがほったらかしで完成するというのに、取扱説明書やメニューブックを読み込んでいないので、もっぱらレンジ温めしか使っていないのを反省しました。

選択肢が多い現代では、何を選択してどう生きたらいいのか悩むことが多いのですが、ホロスコープという取扱説明書があれば大いに助けになります。

東洋占術でも同様のことができます。私の命式は女性には強すぎて、枠にはまるのが苦手。堅苦しい旧家に嫁いだり、専業主婦にならなくてよかったと胸をなでおろしたものです。

 

続いて晴海プラムさんのタロットセッション。2025年のテーマ、現状、アドバイス、未来を10枚のカードで占います。

来年7月に念願のコロンビアに行く予定なので、最初に出た「運命の輪」が地球に見えました。南米に行くのは初めてなので不安も多いのですが、アドバイスのカードに従って、あまり欲張らず予定を詰め込まないようにします。プラムさんの別名「ワンドの女」の通り、ワンドがたくさん出ました。未来に出た「ワンドの4」の逆は、コロンビアから見た日本。そして未来の環境は「ワンドのナイト」。

コロンビアはいろいろとむずかしい問題を抱えた国ですが、基本的には陽気なラテン気質。ズンバの創始者、ベト・ペレスはコロンビア人。エアロビクスのインストラクターでしたが、ある日レッスンに使う音源を忘れてしまいました。代わりに自分の好きな音楽を使うのですが、忘れ物をしたとは言わずに「とっておきの振り付けがあるから、今日は特別にやってみたい」とレッスンを始めたそうです。ズンバは正式なスペイン語ではなくコロンビアの言葉で「お祭り騒ぎ」。ズンバ愛好者という共通項のあるプラムさんと私がカードを介して会話を広げていきました。

年末の一区切り、来年の構想を練るのにぴったりの内容。なな子さんとプラムさんのコンビネーションも最高。占い師と客が一対一で対面するのもじっくり鑑定されていいのですが、複数の視点を通すことで改めて占いの楽しさを味わえたひとときでした。

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