有名占い師、今注目の占い師の皆さんの生の声を聞きに行く「占いインタビュー」
占いの世界で様々な形で活躍している方々に、「どうして占いの道に?」「どうしてそういう仕事の形態に?」などの色々な質問をしていきます。

今回のインタビューは、吉祥寺を中心に西洋占星術、タロット、水晶リーディングなどの鑑定や講座で活躍されている吉田結妃(よしだゆき)先生です。
「サビアンシンボル」の文を絵にして様々な形で制作されている先生としても有名ではないでしょうか。

 

どういうふうに占いの世界に入ったのか、またどのように「サビアンシンボル」を形にされていったのかなどをお聞きしました。全三回です。
(夏瀬杏子)

 

吉田結妃先生 プロフィール
神奈川県生まれ。2008年より占いプロ活動スタート。
イメージと言葉の結びつきを求めてサビアンシンボル360個の詩文を絵にした「サビはん絵本」と「サビはんカード」を制作。
サビアンシンボルをもっと深めていきたいです。
HP:「絵でわかるサビアン占星術」→
「吉田結妃の西洋占星術・タロット鑑定と講座 吉祥寺」→

 

占いの道に入ったきっかけを伺いました

あんこ
吉田先生と言えば、私は「サビアンはんこ」がまず浮かびます。
以前横浜で行われた展示にも伺いましたが360個サビアンの絵柄が並ぶのは壮観でした。
吉田先生は美大卒と伺いましたが。

2017年横浜でのサビアンシンボル展の様子

2017年横浜でのサビアンシンボル展お話会の様子

 

吉田先生
そうなんです。美大のデザイン科を出て、最初は本のデザイン事務所にいたんですよ 。
でも私はそこであまりにも忙しくて、2年くらいで心身ともに壊れてしまったんです。

 

小さい事務所で怖い社長にビシビシ怒鳴られながらやってるような日々だったのですが、休みも少なくて夜遅くまで働かないといけなくって、体力がついていかず挫折してしまいました。

あんこ
そうだったんですか・・・ではそのデザイン事務所は辞めてしまって、その後はどうなさったんですか ?

吉田先生

その後は一時的に引きこもっていました。そのあとはとりあえずは体力を回復しなきゃって、スポーツクラブでバイトしていました。

 

美術が好きで、絵を描くのが好きで、ずっとやっていたのに全部挫折しちゃったから、何をやっていいか 分かんなくなっちゃったんです。
まだまだ長い自分の人生、何をしたら良いんだろう?って真剣に答えを探していました。

 

その時期に占星術の本を読んでいたのが、今のベースになりますね。

あんこ
どなたの本をお読みになっていましたか?

吉田先生
当時は松村潔先生の本を延々と呼んでいましたね。
他は石川源晃先生・ルル・ラブア先生の本を読んでました。

あんこ
それが20代前半のころですね。 ネットなんてない時代ですよね。

吉田先生
無い無い全然無い(笑)
当時、elfin(エルフィン)っていう雑誌があって、それもよく読んでいましたね。
その頃は情報源が多くはなかったから、何度も何度も繰り返して本を読んでましたよね。
学研の松村先生の本は何度読みかえしたか分からないというくらい読みました。

あんこ
占星術の本を読んで勉強しながら、フリーターをされていたと。

吉田先生

20代の最初ってみんな輝いてる時じゃないですか。そういう時に私は思い切り転んでしまった。

 

でも占星術を読んで勉強して、転んだ時期のことを見事に象徴してるトランジットもわかって「ああなるほど、だからこういう見事な「終わり」が起こったのだな」と西洋占星術に大きく納得したというのはあります。

 

その後やっぱり版画をもう1回やろうと思って、銅版画を習い始めたんですよ。近所に版画の工房があるのを知って、そこで習いました。

あんこ
やっぱり版画がお好きなんですね。

吉田先生

その工房の工房展というのが年に何回かあったのですが、その年は鎌倉のアンティークショップ兼ギャラリーのお店で開催されました。

 

すごく素敵なお店で、家具や食器、ジュエリーなどがたくさん置いてあって、壁は貸しギャラリーにしていました。
そこで版画展をやった時に、たまたま版画の先生が「あのお店でバイト募集してるって言うからバイトしたらどう?」って紹介してくれて、そこでバイトで働き始めたんです 。

 

なかなかバイトを外部で募集しない個人経営のお店だったので、入れたのはとてもラッキーだったと思います。

 

その店はアンティークもたくさん見ることができました。
また版画をよく扱う所だったので、版画作家さんにもたくさん会えて 、その中で「悪魔骨牌(あくまかるた)」を作った版画作家さんに会えたのです。

あんこ
カルタ?版画でですか?

吉田先生
そうです。
天秤や悪魔、天使、カップなどのモチーフで作られた版画のカルタなんです。

あんこ
それはすごくタロットっぽい!!

吉田先生

作家さんはすごく語学が堪能だった人で、多分オカルティックな知識もあった人だったと思うのですね。その方はもう亡くなってしまいましたが・・

 

それで悪魔骨牌を見て、 私も何か版画で出来ないかな、タロットカード作ってみたいな、と思ったんです。

あんこ
それでタロットを習いにいったんですか?

吉田先生

その頃は松村先生の絵画の分析講座に通っていたころなんですが、まだタロットは習ってなかったです 。

 

一般的な知識としてタロットを習う前に、作品に自分の心のイメージを入れたかったから、タロットのパスワークという方法でオリジナルのタロットを作りたいと思ったんです。

 

それでタロットの版画を全部完成させて個展をやって・・・その後ちゃんと習おうと思って松村先生のタロットの講座に行きました。

あんこ
じゃあ最初にタロットから入ったんですね。

吉田先生
そうですね、本格的には先にタロットでした。
西洋占星術の方は、20代の壊れた時に占星術の本は読んでましたが・・・タロット習い始めた後から、本格的に講座に行き始めました。

 

今思うとやはり20代で挫折した経験は、自分にとって今に繋がるすごく大きな転機でしたね。

あんこ
占いの勉強に本腰を入れたころに、ギャラリーをおやめになったのですか?

吉田先生
いや。お店の方が閉まっちゃったんですよ。

あんこ
閉まっちゃったんですか?

吉田先生
そうなんです。
それでしょうがないから、もう東京に講座などでよく行っていたし、何か東京でできないかなと思って、東京に引っ越してきました。

あんこ
それが今の吉祥寺の場所ですか。

吉田先生
吉祥寺でしたが別の場所です。
引っ越し時はまだ占い師になるとか全然眼中になくて、稼がないといけないので、派遣社員をやってました。

 

VOL.2は来週木曜日アップの予定です。

どうぞお楽しみに。

 

* * *お知らせ* * *

10月19日(土)の「第三回フォーチューンカードマーケット2019秋」→に吉田先生も参加されるそうです。詳しくはこちら→
「サビアンカード」「サビはん絵本」が見られますので、ご興味のある方はぜひ!!

 

 

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