有名占い師、今注目の占い師の皆さんの生の声を聞きに行く「占いインタビュー」
占いの世界で様々な形で活躍している方々に、「どうして占いの道に?」「どうしてそういう仕事の形態に?」などの色々な質問をしていきます。

今回のインタビューは、吉祥寺を中心に西洋占星術、タロット、水晶リーディングなどの鑑定や講座で活躍されている吉田結妃(よしだゆき)先生です。
今回は3回目で完結編です。これからの活動についてのお考えを伺いました。
(夏瀬杏子)

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吉田結妃先生 プロフィール
神奈川県生まれ。2008年より占いプロ活動スタート。
イメージと言葉の結びつきを求めてサビアンシンボル360個の詩文を絵にした「サビはん絵本」と「サビはんカード」を制作。
サビアンシンボルをもっと深めていきたいです。
HP:「絵でわかるサビアン占星術」→
「吉田結妃の西洋占星術・タロット鑑定と講座 吉祥寺」→

 

この先の展望について伺いました

あんこ
水晶リーディングは吉田先生は教える方もやっていらっしゃいますよね。

吉田先生
そうなんです。
水晶リーディングはその人のエーテル体を見るから、その辺りの知識がないままそこに無防備に入って行くのは危険なんですよ。

あんこ
私も最初はみかみ先生の水晶リーディング講座を受けましたが、呼吸法などの基礎的な部分の話をお聞きしたのはとても良かったです。

吉田先生

ほんとですね。そういう見えない世界というのはある意味無法地帯で、危険なエネルギーもいっぱいあるので、自分を守るための体づくりも大事です。

 

グラウンディングできず、どこかに飛んでっちゃうような身体で水晶リーディングをするのは危険だから、その辺のレクチャーを含めて講座をやっています。

あんこ
やっぱり体づくりは気をつけてますか?

吉田先生
私は気功と太極拳を始めて、それがすごく良かったと思います。
気の体を強めるのが気功ですから、水晶を視るのにもすごい役立ってると思います。

あんこ

私は皆さんにお聞きしていることがあるのですが、それは占い師として0から1の段階に持ってくるのに何をしてきたか、何かきっかけだったかということなんです。

 

私自身はそれがすごく難しいと思ったからなんですが・・・
吉田先生は今思うと何かありますか?

吉田先生

「環境」だと思います。

 

占いをしていたパン屋さんは、とても有名だったんです。喫茶スペースの場所を貸していただき、結果的にパン屋さんの看板を借りる形になっていたと思いますが、パン屋さんにいらっしゃるたくさんのお客さんが私が占いをしていることを知ってくださいました。

 

だから、今よりもはるかに多くの人に知られてる環境に行った方が良いと思いますね。
第三の眼も、当初は松村先生の店っていうことで知られやすかったし、 最初はそういう環境に飛び込むのが一番かなと思います。

あんこ
でもお話を伺っていると、他の人がすごく引っ張ってくれてますよね。
場所を貸したりとか、自分のいる会社で働けばとか。すごいですよね。

吉田先生
それはありがたいですよね。本当にそう思います。
自分ひとりでは一つ上に上がれない。自分より大きな強い力に引き上げてもらわないと・・・

あんこ
そのためにはやはり縁・・・ということですよね 。

吉田先生
そうそう、 そういうことです。
一人ではやっぱり限界があるから、自分がいいなと思う環境に飛び込むことです。
それは振り返って思いますね 。

あんこ
でも吉田先生の場合、環境の方がバタバタって閉じちゃう時がありますね(笑)

吉田先生

そうなんですよ!「そっちじゃないよ」みたいなことが続くんですよね。

 

どんどん道が断たれていくから 結局こっち側に向かなきゃいけないっていう強制がありますね。

あんこ
わかります。間違った方向に血迷って行こうとすると(笑)先に進めないんですよね。

吉田先生
そうなんですよ。押しても全然動かない 。
強制的に道が絶たれて、自分のエゴじゃないほうに無理矢理行かされるような心境です。そういうのが多かったです。

あんこ
ご自分で自我は強いと思いますか?

吉田先生

ん~、月牡羊だし結構強いと思います。

 

私は太陽冥王星スクエア持っているのですが、悪い意味だと挫折っていう言葉で有名ですけど、実は深い潜在的な欲求に沿った本来の道に行きやすい人生なのかなーって思います。

 

ただし自我は泣くんですけどね。そっち行きたくないんだけどなんで??って。

あんこ
これから先、何がやりたいですか?何か展望はありますか?

吉田先生

私は 2005年に進行の新月があったんですよ。オリジナルタロットの銅版画の個展をしたのが2005年だったので、それからもう14年経ち、そろそろ満月になるんですよ。

 

その時の始めたことが今はもう満ちてきて、サビアンシンボルのオラクルカードや絵本として収穫になってるんだなと思います。
あの頃の私にはこんな状況は本当に予想できないことでしたね。

 

この先は欠けていく流れなので、次どうしようかなと考えていますね。

あんこ
自分らしく体が無理なくやれることはある程度はもう達成できたということですよね。理想に近づくことができたってこと。
私が思いつくのは、若い人を育てることじゃないですか。

吉田先生

それはそうですね。

 

収穫の時期として考えると、サビアンの絵本とサビアンシンボルのカードを広めたいです。できれば海外の人にも広めていきたい。それがまず大きいです。

 

アメリカのジェフ・グリーンが提唱した「進化占星術」というのがあります。進化占星術は前世や今回の人生の魂のテーマを扱います。
以前サビアンシンボルで普通にホロスコープ読んでいましたが、何か物足らなく、この人生の人格ではない背後の大きなものを感じていました。

 

でも進化占星術を使うとその辺りも含めて深くリーディングできます。それを発展させて講座やワークショップをもっとしていきたいです。

 

あとは、気功や太極拳などの体へのアプローチがすごく大事だなと思っていて、それは今興味あります。

 

今は何もしてないけど、 何かそういうのでできたらいいなっていうものはぼんやりとあるかな。

あんこ
先ほども話に上りましたが、水晶リーディングをやるのには体についての理解が必要ですが、エネルギーのことをわかりやすく話すのは難しいのでしょうね。

吉田先生
そうですね。ライトボディ(気の体)とか、そういう部分をもう少し説明して、体感するところまでやれるとといいですね。

あんこ
サビアンの方はやはり、吉田先生の絵があるからいいです。
12星座×30=360個作り続けられるのは才能ですね。

吉田先生
ありがとうございます。
私は頑固さも意外と強いので、こういう時間をかけた版画をコツコツつづけられたのでしょうね。

あんこ
意外と絵が骨太なところが好きです(笑)プリミティブですよね。

吉田先生

そう、私は最初、もっと繊細な版画をやっていたんだけど、性格に合わなくて(笑)

 

面白くない、もっと大胆に彫りたいな・・というところから消しゴムはんこになったんです。

 

月牡羊だからか、ちょっと荒々しい感じがありますよね。

 

10月には説話社さんが主催のフォーチュンカード・マーケットに初めて出店できるんです。サビアンシンボルの絵本とカードを持って参加します。(注:こちらは終了しました)

あんこ
吉田先生は結構クリエイターって感じがしますよね!

吉田先生
あーそうかもしれないです。講座も新しいことを作り出したいというのがまずあります。
落ち着きがないんだけど何かを試してみたいっていうのはずっとあります。
新しい色々なことを いっぱいやりたいなっていう・・・

あんこ
でも双子と牡羊だったらそうなりますよね。

吉田先生
後のことなんて考えてない性急さがあるのですよね。
とりあえず思ったらやる。

 

新しいアイデアを実行したいっていうのは、作品を作ったりとか講座やワークショップで活かしていけるのではないかなと思います。

あんこ
これからも「新しい何か」に挑戦する吉田先生を楽しみにしています。
どうもありがとうございました。

 

 

次回の占いインタビューは11月の半ばの予定です。

どうぞお楽しみに。

吉田先生のインタビュー、VOL.1はこちら

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