有名占い師、今注目の占い師の皆さんの生の声を聞きに行く「占いインタビュー」
占いの世界で様々な形で活躍している方々に、「どうして占いの道に?」「どうしてそういう仕事の形態に?」などの色々な質問をしていきます。

 

今回のインタビューは、神奈川県川崎市中原区でセッション/講座/WSのスペース「灯台屋」を運営されているまるおかよしこ先生です。
灯台屋さんは南武線武蔵新城駅近くの、2階建てのスペースです。
入るととても落ち着く感じがあります。


前職は公立の中学校教諭だったというまるおか先生。
どのように占いの道に入ってお店を持つようになっていったかを、ウラナイトナカイの社長だったみずまち先生とお話を伺ってきました。全三回の完結編です。(夏瀬杏子)

VOL.1はこちら→
VOL.2はこちら→

 

まるおかよしこ先生 プロフィール
山梨県生まれ。
カウンセラー/コーチ/占星術師。
2013年から神奈川県川崎市でセッション/講座/WSのスペース、灯台屋を運営。
HP 灯台屋→
ブログ 「灯台屋日記」→

 

この先のビジョンについて伺いました

あんこ
まるおか先生の話を聞いていると学校みたいですね。言葉が合ってないですか?

まるおか先生
いえ、そうなんです、スクールもやりたいんです。

あんこ
まるおかさんは教員を辞めてもやっぱり先生なんですね。

まるおか先生
ああ~~~(笑)そうですね。
その人が自立できたり、その人らしく生きていけるようなカリキュラムを組めるようなコンテンツを集めて、スクールをやりたいなって思うんです。

あんこ
じゃ、ここだと(場所が)足りないですよね~

まるおか先生

いや小さくこじんまりて全然いいんですけど。

 

あの、有名になるとか、それでバーンと稼いでますよみたいなのは全然ピンと来なくて、自分のイメージにウソがない感じでやっていきたいなと思ってます。

みずまち
すぐはみだしちゃうのではないですか?
前のサロンからそれで動いてきたわけですから。

まるおか先生

そうですね~でもまあ手堅くやるしかないかなと思っています。

 

ここを回すだけでも大変なのですが、回すだけというのも面白くないなと思ってきていて、もうちょっと何か利益があった方楽しいしという、その辺の兼ね合いですね。

あんこ
更新まであと2年ですか・・・

まるおか先生
その練習会とかもそうですが、 まあできるだけ休まないで自分を使えるようにしたいなと思ってて・・・

あんこ
ええ~~~(笑)

まるおか先生
はい、今でもあっぷあっぷしてますが。

あんこ
お休みというか、定休日はないんですか?

まるおか先生
予定の入らない日は休みってなっているんですけど、予定が・・・組んじゃうんですよ。

みずまち

あははははは(笑)「休み」という予定を先に入れないとちょっと難しいですね。

 

私もトナカイが阿佐ヶ谷に移転してからの4年は、やっぱり定休日がなかったので、本当に休んでいなかったですよ。

あんこ
忙しかったですよね~

みずまちみ
別に毎日行ってたわけじゃないのですが、平日はデザインの仕事をしてるっていうのもあって、やっぱり(トナカイが)終わって残念な部分はあるんですけど、ほっとした部分もあります。
まだ抜け殻のような感じです。

あんこ
ここはご自宅がお近くなんですか?

まるおか先生
そうです。
そこが一番落とせないというか、4ハウスに月と太陽があるせいか、やっぱり近くでちょこちょこ行ったり来たりできた方がいいなって思っちゃいます。

あんこ
じゃあ、もし将来スクールを、ってことになっても、渋谷とかにどーーん!と作るとかじゃないんですね(笑)

まるおか先生

それはないです(笑)それはそれに合った人がやりますから。

 

それにここの街おこしと(店が)ちょうど時期が合ったんです。
センベロという街一帯の飲食のイベントが2年前に始まったんですが、それに最初から参加しています。

 

それに来た人が「あ、ちょっと占いも行ってみよう か」という流れできてくれるから、そんなことで認知されて、流れに乗せてもらえて本当によかったです。
まだもっと何かできるかなって考えています。

あんこ
地元密着型ですね。じゃあこの地で「灯台屋スクール」をやっていくんですね。

まるおか先生
そうですね、また名前を考えなきゃ。

みずまち
名前ありきなんですね。活動宮の土星でしたっけ?

まるおか先生
はい、山羊座の土星です。

みずまち
やっぱり名前というか、目的が先行であるんですね。
最終形態がすでにあって、そこを乙女で形作っていくみたいな感じでしょうか。

まるおか先生
そうそうそう、本当にそうなんです。今ごろになって気がつきました。

あんこ
そこまで先に最終形態がイメージできている、っていうのは、すごいですね。

まるおか先生

まあでもそれ以上のものはできない、ってことなんです。本当に自分の中にあるものしかできないので。

 

しかしそれだけではつまらないので、いつもいろいろ寄り道してしまいます。

あんこ
今の仕事は何年めになりますか?

まるおか先生
こっちの仕事になってから6年目、ここに来てから4年です。

あんこ
今まで一番の苦労はなんでしたか?

まるおか先生

あんまり苦労なんて思わない・・・なんだろう、そう言われてみると全然です。

 

もっとすることがあるだろうみたいにいつも駆り立てられてはいるので、それが大変といえば大変なのかもですが、楽しくもありって感じです。

みずまち
じゃあ一番楽しかったことやよかったことはなんですか?

まるおか先生
自分だけではできないようなこと、人とこうやって話しているとき喜びがあったり、感動したことに気づいたりすることが、すごく嬉しいです。
それを来ている人と創り出したいんですね。

あんこ
失礼ですが、それは教員として学校ででも可能ではありませんか?

まるおか先生

そう、学校でもできたんです。
できたんだけど、学校にいるとそっちに気持ちが行かなくなっちゃって。

 

集団教育とか、社会にどう適応するかとか、もっと大上段に構えた大義名分のほうをやらなきゃいけないみたいに思っちゃってたんですよ、ずっと。

 

ずっと思っちゃって、どうしても直せなかったですね。

あんこ
こっちの世界だともっと個人的でいいのかしら?

まるおか先生
はい、自由でいられる感じでいいんです。こっちの世界に来て本当によかったです。

あんこ
他にもっと何かしたいとかありますか? 先ほどの学校の計画を含めて。

まるおか先生
そう、教育ですね。

あんこ
教育!本当に先生ですね。

まるおか先生

教育っていっても、大人の人相手に何か教え込むとかではなくて、みんなで喋って自然に気づいていくみたいなのがいいですね。

 

知識だったら、一般的な学校ではあまり得られない、ここじゃないと手に入らないないようなことがいいですよね。
普通の学校では教えてもらえないような。

あんこ
だれかに講師に来てもらう感じですか?

まるおか先生
まずは自分ができるところはできることはやっていきたいです。
今はまだそんなレベルじゃないので、そのために自分を開発するのも楽しいですし。もうすでに権威になっている人を呼ぶというより、そのへんで野良でやっているけど力のある人(笑)と一緒にやりたいです。
実際そうなっていると思います。

みずまち
力はあるけど、チャンネルを持っていない人とのつなぐ役なんですね。

まるおか先生
そういう人が見つけてくれたら嬉しいですね。

あんこ
灯台屋学校の校長先生ですね。

まるおか先生

いや私は小間使いでいいんですけど・・・でもそうですね、ある程度引っ張っていかないと難しいところですね。

 

当然ですが「こういうことやりたい」って言わないとみんなにはわからないわけだから。

あんこ
でも失礼ながら、教員という職業から、よくこちらの世界へ来られましたね。
まあ私も人のことはあまり言えないのですけど。

まるおか先生

「よく辞めたねー」っていうのはみんなに言われるけど、私の中ではなんだか同じなんですよ。

 

その子に未来を広げて見せてあげて、マイルストーンみたいなものをちょっと投げてみる。
そういうところは占いも全く同じなんです。

あんこ
今のは名言きましたね(笑)

まるおか先生
ええー?
でも以前生徒に「あなたは絵の方にいくといいよー」といったらイラストレーターになってたり、「先生がいいんじゃない」といったら教員になったり、そういうことはありましたね。

あんこ
占いの世界に来ても「先生」と「学校」ですしねー

まるおか先生
ああ、そうですね。
でもわがままだから、自分のサイズの、自分の好きなものを作りたかったってことなんです。
一般社会にはちょっと?って感じだったんですけど。

みずまち
2年後が楽しみですね。

まるおか先生
そうですね。
案外ここをまだ借りてやっているかもしれないしもしかしたら近場で別の所をみつけているかもしれないですね。

あんこ

まるおか先生のふくらんだイメージが実現されていくのが大変楽しみです。

 

今日は本当にありがとうございました。ますますのご発展をお祈りしております。

 

お読みくださってありがとうございました。
次のインタビューもお楽しみに!

まるおか先生のインタビュー、VOL.1はこちら

VOL.2はこちら

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