有名占い師、今注目の占い師の皆さんの生の声を聞きに行く「占いインタビュー」
占いの世界で様々な形で活躍している方々に、「どうして占いの道に?」「どうしてそういう仕事の形態に?」などの色々な質問をしていきます。

 

今回のインタビューはタロットリーダーのTAZN(たつん)先生です。
今はもう停止されていますがココナラで大活躍され、TwitterでもTAZN先生が考案されたスプレッドを目にした方、実際にやってみた方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

 

占いの道にどのように入っていったか、どのようにタロットと向かい合っているのかなどの様々な話を、ウラナイ8メンバーのみずまち☆ゆみこ先生と一緒に伺ってきました。春先に話を伺ったのにアップまで時間がかかってしまったので多少訂正入ってます。全三回です。(夏瀬杏子)

 

TAZN先生 プロフィール
ゾンビタロット占い師 TAZN
2013年より活動するタロットリーダー。
タロット占いのご相談を受ける傍ら、タロットを使った魔術的ワークや自己探求のためのスプレッドを開発。
リーディングのコーチとしても活動。実践・研究の場「TAZNのタロットサークル」主催。
ゾンビタロットの使い手。
HP→
Twitter→

ゾンビタロットです

 

どうやって占いへ?

あんこ
TAZN先生初めまして。
やはりまずはどうして占いの道へ入ったかということをお聞きしたいです。

TAZN先生
8~9年ぐらい前ですが、このゾンビタロットを誕生日にもらったんですよ。
それがきっかけでしたね。

あんこ
これがゾンビタロットですか。箱がゾンビの柄?

TAZN先生
カードも全部ゾンビなんです。

あんこ
本当だ!どのカードもゾンビがモチーフなんですね。失礼ながら大分使い込まれた感じで・・・もうずっとゾンビタロットなんですか?

TAZN先生
そうです。これは二代目で、一代目はもっとボロボロになりました。
これしか持っていなくて、これだけ5デッキ分持っています(笑)

あんこ
それまでは何をなさっていたんですか?

TAZN先生
以前は劇場に勤務していたんです。
テクニカルスタッフをやっていました。音響や照明などの技術をやったり、スタッフをやったり、いろんな劇団さんがいらっしゃったのでそのお手伝いをしたり。
それを10年ぐらいやっていましたね。
その時に友達がゾンビタロットをくれたんです。

あんこ
「このタロットやらない?」みたいに?

TAZN先生
そう、ゾンビ好きでしょ?って。

あんこ
ゾンビが好きなんですか。

TAZN先生
ゾンビ映画とかホラー映画とか好きで。
その人は占いに興味があるタイプじゃなかったのですが、「好きそうだと思って」とくれたんです。

あんこ
占いは好きだったんですか?

TAZN先生
好きでしたが、仕事にするとは全然思っていませんでした。
趣味で色々見てたくらいで。
でもこれを貰ってからちゃんと勉強するようになって、この道に入りました。

あんこ
では劇場にお勤めしながら勉強していたんですね。
どうやって勉強したんですか?

TAZN先生
独学ですね。松村潔先生の本とかメアリー・K・グリーアさんの本とか、他にも色々読みました。
当時はシェアハウスに住んでいて、色々な人たちがそこに来たので占わせてもらいました。
同時にTwitterでも「占います」と募集をしました。

あんこ
それは無料だといっぱい来ますよね。

TAZN先生
そうですね、いっぱい来ました。
1年ぐらいやったと思うんですが、無料だと言っても申し込みがなくなって、これが有料にするタイミングなのかなと思って有料で始めました。

あんこ
そんなタイミングなんて来るんですね。

TAZN先生
たぶん他にも無料でやってる人がいっぱい出てきたので、そちらに流れたのではないかと思います。

あんこ
目新しい方にですかね。
有料にしてみようと思って最初はどうしたのですか?

TAZN先生
ココナラを始めました。
多分今から始めると競合が多くて大変だろうなと思うんですけど、ココナラができてすぐくらいの頃だったので・・・あれはいつできたんでしたっけ?確か10年ぐらい前だと思うんです。当時はココナラが占いに今よりも力を入れていたんです。

あんこ
そうなんですね。
最近ネットニュースでココナラでの占いの売り上げがすごく伸びているという記事を読んだような気がしたんですけど。

TAZN先生
今の方が少し冷遇されているような気がしますね。
たぶん怪しいものも増えてしまって、きちんとしたサービスを真面目にやっていますというムードを作りたいんじゃないかと思います。

みずまち
開始時は2012年の1月って書いてありますね。9年ぐらい前ですかね。
あっ、でもココナラって名前になったのは2014年みたいです。

TAZN先生
そのくらいに始めたんだと思います。

あんこ
本当に最初から居たのですね。

TAZN先生
だからお客さんがついてくれたんだと思います。
結構システムがしっかりしていてトラブルも起きにくいんですよ。
お客さんも占い師も両方が安心して使える場ではあります。
 
ココナラには大変お世話になったんですが、そろそろいいかなって思って、最近停止したんです。

あんこ
まあそういう場所がなくてももう十分やっていけますよね。
残念だっていう人もいらっしゃるでしょうけど、ネットで調べれば連絡が取れますものね。

TAZN先生
ココナラでのお客さんが直接来てくださったりもします。
以前は対面で直接会ってもありましたが、今はコロナなのでZoomとメールだけにしています。そのうちに収入が逆転したので、劇場はやめることにしました。

あんこ
それはすごいですね。

TAZN先生
劇場の仕事は楽しかったんですが、どんどん人手が減って負担が大きくなり、ちょっと厳しくなってしまったんですよ。
コロナの直前に辞めたので良いタイミングだったかもしれません。

あんこ
占術はほぼタロットでしょうか?

TAZN先生
オンリーです。

あんこ
タロット一本でやってるって凄いですね。

TAZN先生
ゾンビタロットって言い始めてしまったので、他の占術をやるとボケるかな?と思ったんです。

あんこ
タロット一本でも十分皆さんが楽しんでいますよね。
サークルも運営してらっしゃるのですか?

TAZN先生
はい、タロットサークルをやっています。
Twitterで作っているスプレッドなどもお題としてサークルで使っています。

あんこ
あれはすごいですよね。
TAZNさんっていえばオリジナルスプレッドというか、お題ってイメージです。

TAZN先生
サークルはオンラインで、みんなにお題をやってもらい、そのリーディングにコメントをしています。他にもみんなが色々語り合ったりしていますね。

みずまち
お題のスプレッドに対してTwitterで皆さんが出した読みに、TAZNさんがコメントをツイキャスでつけていましたことがあって、その時は自分も読んでいたのでコメントをもらったのですが、あの時は人数がすごかったんですよね。

TAZN先生
はい、その時の長さがピークでした(笑)
全員を読む必要はないのでしょうけど、読まないと気が済まなくなって・・・

あんこ
誰かを読んで誰かを読まないというのも難しいですよね。

TAZN先生
そうなんですよ。
だから色々模索して先着順でやったこともあったんですけど、すっごく自分の中でモヤモヤしてしまって。
今はツイキャスを1回やって、読みきれなかった分は後でメールレターで読んでいます。

あんこ
メールレター?

TAZN先生
メルマガを毎日出していまして。

みずまち
毎日?毎日出しているんですか?!活動水星の人はそこがすごい。
あんこちゃんもそうだけど、活動水星の人の情報の発信の頻度というのはすごいよね。

TAZN先生
そこでテキストでごめんって言いながら書いています。
その両方でとりあえず全員目指す感じです。数行なので軽く触って行くみたいな感じですが、とりあえず「全員見ましたよ」「いいね」の代わりみたいなものです。

あんこ
今まで出したお題の中で人気があったものとかってありますか?

TAZN先生
そうですね、単発のものと定期的な継続のものがあって、継続の「新月の問い満月の答え」のワークをやってる人が一番多いと思います。
 
他にも継続のお題があるので、だいたい毎週何かやっている感じになって、単発のを挟みにくくなっています。もっと繰り出したいんのですが、そうすると全員を見たいという自分の気持ちがこう~~~(笑)
 
なので今単発ものが減っているので、その分ちょっと重めのものにしようとメールレターでワークを作る過程を書いたりしています。
 
メールレターは有料版と無料版があって毎日出すのは無料版の方なんですが、こんなの毎日送られてきても読まないだろう量を書いてしまって、どうしたらいいんだろう、みたいに今なっています。(※2021年8月時点ではメールレターは試行錯誤の末、週刊の無料版のみになったそうです)

 

2回目はこちら

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