先日、夏瀬杏子先生が行っている「十大主星の会〜禄存星・司禄星〜」に参加してきました。
算命学の十大主星の実態を、特定の星を持つゲストと参加者の声で深めていくという楽しい会です。
十大主星の会は、車騎・牽牛、貫索・石門、鳳閣・調舒と続き、今回は4回目。
次回は9/1(日)に「龍高・玉堂の会」があるそうですので、関係者の方はどうぞ!
さて、今回のテーマ禄存星・司禄星。
この星は日干が他の星を剋することで出てきて、物事や人に働きかけてコントロールしようとする作用を持ちます。
目的ありきで行動をし、自分が「こうしたい」と思う形に持っていくことが出来る、たいへん現実に強い星です。
愛と財の星とも言われますね。世話好きで、ホスピタリティに溢れています。人気やモテもこの星のマメさからくるね、と会の中でも話題になりました。どうやら、相手の喜ぶ顔を見るのがエネルギー源になるようです。
会には杏子先生知己のゲストさんがいらっしゃいます。
今回は司禄星中心のよのこさん!
算命学を長年学んでらっしゃった先輩です。算命データベースにも書いてらっしゃいます。
学びと実体験から繰り出される話術に魅了されました。面白かった〜!
よのこさんからみると「まるでけむりのよう(形にすることにこだわらない様子)」と言う杏子先生とのエピソードは秀逸で、この会のためにネタを用意したのか!?と思いました。
「やっぱり愛は形にして欲しい?」
という問によのこさんは、
「愛を返してもらうことを前提に動いている」
と仰っていたのがとてもびっくりしましたし、印象的でした。形にこだわらない自分からすると目からウロコ(笑)(愛は全部斬りかかる牽牛)
形があると、安心するとのこと。どうぞご家族や恋人に禄存星司禄星をお持ちの方は、目に見える分かりやすい形にして伝えてあげてください!
禄存と司禄の違いは、「受け入れる範囲の広さ」のようです。禄存は広く浅く、司禄は狭く深く。禄存の人のほうが、開けっ放しで、司禄は秘めていますね。どちらも物や人を受け入れる土壌はものすごくある。
でも、なんでも受け入れるからこそ、特に人間関係では疲れやすいみたい。人の反応に気を遣いすぎて、人見知りになったり…。
「それでも人との関係の中で生きていくのがいい!どんどん関わってください!」
と、よのこさんも杏子先生も仰ってました。愛も財も、人と関わることで発生して増えていきますからね〜。俗世の中でこそ活きる!!
禄存星司禄星は欲深さを持つ星。相手をコントロールして自分の欲しい形にしていくのですから。
自分の思い通りにならないものもある、と知り、コントロール欲を手放すには時間もかかったそうです。一種諦めなのでしょうか…欲も無自覚に野放しすると、あざとさやいやらしさになってしまいます。
愛が欲しい、反応が欲しい、お金が欲しい…欲を認め、自ら動くようになった禄存司禄星はとても魅力的です。現実的に形に出来ますし、やっぱり羨ましいな!と思いました。
終了後食べたローストビーフ丼。
幾重にも重なるお肉が司禄の纏うベールのようでした。
土の世界は濃厚ですね!お腹いっぱい満足でした。