2日間にわたって開催された阿佐ヶ谷JAZZ占いストリート。杏子さん、プラムさんのおかげで楽しいイベントとなりました。
1日目からたっぷり占ってもらいました。
2日目は、まず一条八百光先生へ。易の読み会のZOOMでご一緒していますが、リアルにお目にかかるのは初めてです。ペンデュラムで気になっていることを二つ、聞いてみました。
八百光先生と手をつないで、ペンデュラムを見つめます。仁田丸久『周易裏街道』に「易では太極は旋回しているものとみます」という一文を思い出しました。聞いているのは極めて個人的なことでありながら、太極とつながっていく感覚。考えてみれば、京都の八百光先生と知り合って同じ空間にいること自体が、偶然を重ねながら大きな必然の一部分であるような不思議な気持ちになりました。
七星ヒカル先生の西洋占星術は、ホロスコープをもとにこれまでの人生を振り返り、今後の生き方のヒントを語るセッション。「ホロスコープは人生のネタ帳」で、ヒカル先生はさながら講談師のよう。す。なんでも言語化したがり、酒とギャンブルに溺れる傾向もちゃんと書いてあります。二日酔いや暴落があっても再生して乗り越えていけるそうです。
水晶リーディングをお披露目してくださったの湊ゆきの先生。私に縁の深いシンボルが次々と出てきました。何かを指し示す立て看板は、スペイン巡礼でいたるところにあった黄色い矢印の道標でしょう。まっすぐな振り^ウェイ。ザ・バンドの「エンドレス・ハイウェイ」が脳内で鳴り響きます。黒猫や蓮の花、70年代のカウンターカルチャー。そして「巨人の肩の上に立つ」ための読書や旅。この路線を歩き続けて大丈夫という確信が得られました。
夜の部はタロット三昧。
斉藤らんたん先生には、今年残りの3か月と来年12か月で15枚のカードを出していただきました。らんたん先生の解説を聞くのも楽しいし、実際にこれからの15か月がどんな展開になるのかも楽しみです。来年のメインイベントは7月のコロンビア旅行ですが、エンペラーの逆位置が、いかにもガルシア・マルケス。フィクションが現実になりつつあるマジックリアリズムのの村に行ってきます。
酒田しらふ先生のタロットは、行く予定のある場所と私の相性、アドバイスなど。やっぱりコロンビアはちゃんと準備しないと危険そう。おみくじは地雷復の三爻、星。「コロンビアなんて遠すぎて行けるわけがない」とあきらめていたけれど、おそるおそる足を踏み出すのでしょう。
あえて予約は入れず、空いている先生の隙間を狙ったので、羽純なな子先生、緒川かや先生、エバ・プリマヴェラ先生とは時間が合わずに残念でした。ぜひ次回はよろしくお願いします。
仁田丸久の『周易裏街道』には、混とんとしたマンダラのような宇宙を動かしているのが太極で、私たちはそれぞれ位置が与えられているとあります。豪華絢爛な織物のようなマンダラを想像し、自分も織物を作っている糸の一本だと考えてみてください。
何のために自分が生まれて働いてあくせくせねばならんのかとばかばかしく思うのは、実は自分が宇宙のマンダラの目の部分を織っている大事な糸だとわからないからである。
占いは、広大なマンダラを垣間見て、自分もその一部であるのを思い出す手段の一つです。