杏子さんに「皇室ウォッチャー」と呼ばれるほど、小室さん親子と眞子様の成り行きに興味津々です。ずっと仕事をしてきた女性セブンでは皇室ネタははずせませんし。今週号の巻頭タイトルは「小室圭さん 秋篠宮家を屈服させた『録音する男』」でした。

杏子さん主催のシークレット勉強会で関係者の命式を観たところ、K室親子は二人とも日干が戊。しかも小室母は私と同じ戊午! 母子そろって財もなければ官もない。お金と皇室の縁戚という名誉が喉から手が出るほど欲しいのでしょう。欲望全開の戊ほど貪欲な者はありません。女性セブンには「10月婚で小室母子はカネも地位も」とあります。

財もしくは官に執着する者は財や官によって身を滅ぼす。小室家ほどではありませんが、私の一族にもいます。

「お金に色はない」という言葉がありますが、お金には色があると私は思います。

お金はあればあるほどいいわけではなく、器以上のお金が転がり込んでいると厄災がもたらされます。アメリカでは、かなりの年棒を手にしたはずのアメフト選手の約8割、バスケット選手の約7割が引退後に破産に追い込まれているそうです。メジャーリーグは歴史が長いせいか、手厚い年金制度があるようです。スポーツ選手として活動できるのは若い時期だけですから、引退後にどう食べていくかは切実な問題でしょう。

 

私がお願いしている税理士さんは「相続の仕事はしたくない」と言います。相続税が生じるレベルの大金が転がり込んできて、転落する人を見るのがつらいからだそうです。

 

額に汗して稼いだお金と運だけで手にしたお金の色は違うのです。

先日の朝日新聞に岐阜県で農業生産法人を営む人が紹介されていました。除草ヤギのレンタルなど斬新な発想で利益を出し、感心したのは、補助金や寄付、税制優遇を一切頼っていないこと。

お金には色があります。

中央から降ってくるお金と、自らの才覚で稼いだお金は色が違うのです。「いい色のお金」は大切に使おうという気になる。地域で循環する血液になる。

 

昔と比べて大学の費用が高騰しています。ネットで「実家が太いという定義は奨学金なしで大学を卒業すること」という書き込みを目にしました。学力だけでなく親の経済力で進学先が制限される人にとって小室母子は荷が苦々しい存在でしょう。

小室さんには莫大な教育費がかかり、その出所をマスコミに書き立てられていますが、いい色のお金じゃなかったから、その報いを受けているのではないでしょうか。安易に手に入れたお金、人を踏みにじって手に入れたお金は、いつかそのツケを払わなければいけないのです。元婚約者から巻き上げたお金、そして超高額なニューヨークへの留学資金。どうやってツケを払うのでしょうか。納采の儀より「返済の儀」が見たい。現在の凄まじいバッシングもその一部なんでしょう。

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