先週、人相の天童春樹先生の喜寿のお祝い会が開催されました。40人ほどの出席者を一堂に集める天童先生の器の大きさに改めて感じ入りました。
天童先生に前回お会いしたのは昨年の忘年会。秋に出版した易の本で天童先生に協力していただいたこともあり、先生から「大いに宣伝しましょう」と声がかかったのです。
その時に聞いたびっくりするようなお話。
天童先生によると、前世で私は天童先生をお助けしたのだそうです。「あんたにはさんざん世話になったから、今生でお返しせんといかん」と言われましたが、俗世にどっぷりつかって生きる私には信じがたい話でした。
先週の会には、天童先生の講座の生徒さんも出席されていて、易の講座で私の本が推薦されていると聞きました。易はあまり人気のある占いではないので、本が売れなくて出版社に申し訳ないことになるのではないかと危惧していたら、まさかの重版。天童先生のおかげです!
昔、中華街の店で同僚だった先生と12年ぶりに再会。そのお隣の女性、どこかで拝見したことのあるお顔だと思ったら、ウラナイ8のインタビューに登場してくださった登石麻恭子先生でした。インタビューアーは杏子さんと甘夏さん。
「ウラナイ・トナカイがなくなって寂しかったけれど、ウラナイ8が誕生してうれしかった」とおっしゃってくれて、こちらまでうれしくなりました。
さて、インタビューの3回目で登石先生はネットだけに頼らず幅広い情報に接するべきだとおっしゃっています。
占いって本当に幅広い人が訪れる職業で、 仕事のこと、恋愛のこと、あと子供との相性もと多岐にわたって聞かれるので、それに対応できるように経済の業界も恋愛業界も、子供業界のことも目を向けてないいけないので、アンテナは張っておいたほうが良いです。
いくら占いの知識があっても、社会常識がアップデートされていないと鑑定はむずかしいでしょう。先祖からのお告げやを伝える霊感系なら、古臭いほうが信憑性があるかもしれませんが、仕事の種類や働き方もどんどん変わっているのに、昔の常識で凝り固まっていてば、開運方法は指南できません。
たとえば、昔はマスコミや広告業界は人気があり、文系の学生にとってはあこがれの就職先でした。それが今や雑誌は次々と休刊、民放テレビより動画配信、広告はわざわざお金を払って見ないで済むようにするものとなりました。登石先生のおっしゃるように、自分用にカスタマイズされたネット画面だけを眺めていては、時代の変化をつかめないでしょう。
普段はなかなか接することのない業界の動向にも目を向けると同時に、たまには占いに関わるさまざまな人と接してみるのもおもしろいと今回の会で実感しました。鑑定一筋、あるいは執筆、講座など占いを仕事にする道もいろいろあります。占い業界のダークサイドを惜しげもなく語ってくださった先生もいますし、80代の超ベテランの先生からは最近の若い女性からの相談傾向について興味深い話をうかがいました。ウラナイ8のモットーの一つは「広くゆるいつながり」。いつも同じメンバーとつるんでばかりいないで、広い世界に気楽に顔を出してみてください。
ただし、中には自ら運が悪くなるようなことをしている占い師もいるので、そんな人からはそっと離れましょう。