あおたのりこさんのカードセラピー「黄金の道はすぐそこに」で、7月のコロンビア旅行のカードを見てもらいました。
なにしろコロンビアは別名「黄金の国」。首都ボゴタには黄金博物館もあるほどです。そして、テーマとなっているインナーチャイルドカードの「黄色いレンガ道」でドロシーたちはエメラルドシティを目指しますが、コロンビア産のエメラルドは世界最高峰の美しさと品質を誇ります。あおたのりこさんからはいつもエネルギーをもらいますが、何かと危険なイメージが強いコロンビア行き、今回のセッションが強力なお守りになるような気がしたのです。
なんと、3枚のガーディアンが揃い踏み!
一番右のクリスタルの9は過去や準備の段階で、ガルシア=マルケスを延々と読んでいるところ。強く心惹かれながらも、コロンビアなんてとても行けないと思い込んでいましたが、行こうと思えば行けるのです。
クリスタルのガーディアンが軽々と地球を抱えています。JALの翼があれば、世界のどこへだって飛んでいけます。ソードは私にとってペンですから、ソードのガーディアンは編集長的存在。コロンビア紀行も文章にまとめることになるのでしょう。このガーディアン、ラテン系の男性に見えるのですが、あおたさんによればインナーチャイルドカードを作ったイーシャさんの元夫だそうです。そしてクリスタルのガーディアンはイーシャさん自信。ご夫婦揃って登場するとは! そしてワンドのガーディアンも地球を見ています。大航海時代、コロンビアはスペインからの船が真っ先に寄港し、ヨーロッパ人、アフリカ人、そして先住民族が交じり合う地となったのです。地球が丸く、すべての地域がつながっていることを実感する旅となるでしょう。
ガーディアンが3枚出たということは、欠けている1枚があります。あおたさんにお願いして出してもらったのがハートのガーディアン。スペイン巡礼では、巡礼者や現地の人たちとの心温まる交流を楽しみましたが、コロンビアではちょっと無理かも。かなり安全になったとはいえ、貧富の差は是正されない上に政情不安定な隣国のボリビアから難民がなだれ込んでいます。「路上でうかつにスマホを出してはいけない、すぐにひったくられるから」なんてアドバイスも聞きました。今回、ハートは封印しなくてはいけない状況もあるでしょう。
最後のカードは赤ずきん。コロンビアで打ち止めにならず、また新しい冒険に出かけるんかい!と突っ込みたくなりました。もしかしたら物理的移動の旅ではなく、老いという未知の世界へ足を踏み入れる冒険かもしれません。
タロットカードや易といった卜術とは一味違うインナーチャイルドカードのセッション。挿絵を元に物語を作るようなもので、新たな視点から人生を俯瞰することができます。あおたのりこさんはまたセッションを開いてくださるでしょうし、玉紀さんが定期的にマンダラチャートの会も開催しています。ぜひ一度、体験して自分だけのストーリーを語ってみてください。