「卵は一つの籠に盛るな」というリスク分散の教えがあり、株と不動産の両方をやっている投資家もいます。しかし、人によって得手不得手があります。私は不動産投資に手を出す気はまったくありません。株と違って簡単に売買できないし、賃借人とのかかわりも面倒そうだから。そして九星気学の月盤鑑定法で私には不動産運がありません。繊細な内面の分析はできませんが、俗世で儲かるか儲からないかはずばりと出るのが九星気学です。

先日放映されたNHKの『正直不動産』。大手不動産のCMを流している民放では絶対に制作できないドラマでしょう。

嘘をつきまくって営業成績を伸ばしていた不動産営業マンが、嘘がつけなくなるというのは、三碧木星から四緑木星への成長物語です。三碧木星は勢いがいいのですが、自然界の象徴の雷のように音だけあって形がありません。「新規スタート」「若いエネルギー」「成長」「美声」である反面、「詐欺」「嘘」も司ります。

嘘がつけなくなって、顧客のために奮闘する姿勢は四緑木星の「信用」。三碧木星ほどのエネルギーはありませんが、信頼関係を築きながらなごやかに商談をまとめます。ただ押し切る強さには欠けるため「いい人なんだけど営業成績はぱっとしない」という営業マンも四緑木星です。易なら三碧木星が震(雷)、四緑木星が巽(風)です。雷が最初に生じて内卦となり、外卦が風なら風雷益(ふうらいえき)となり、まさに経済活動です。

そして、不動産を司るのは二黒土星(土地)と八白土星(建物)。木剋土で、不動産を剋す(コントロールする)のは、三碧木星と四緑木星です。

私が主戦場としている株式相場は、九紫火星(直感)と六白金星(資産)の世界。このところむずかしい局面が続いていますが、九星が九年かけて八方位と中宮を巡るように、長期戦に持ち込めば勝ち目はあると信じて、相場に留まっています。

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