ウラナイ8でだいじな話をするときは、お寿司を食べにいくのが合図になるのかもしれません。そう。はじまりは雨の桜木町で、ランチお寿司でした。

「すげーな!カッコいいな!といつも思ってて」「どっかに所属せずにフリーで活動してて」「これまで一緒におもしろく仕事をした積み重ねがあって」「ワタシ自身がぜひまた一緒に仕事したい」方々にお声がけした結果が、いまのウラナイ8です。翡翠先生は「あのムズカシイ玉紀さんが、いい!って言う人たちなんだから、間違いないでしょう。お任せします」と言ってくれました。

6月4日会合のために送ったリマインダーメールを発掘しました。

ウラナイ・トナカイという場があったからこそ、私は占いを学び続けることができました。
迷った時に背中を押されて一歩を踏み出したり、自分を見失いそうになった時はこのままでいいんだと安心したことも。
「あそこに行けば、出会いがある。人と出会えば、化学反応が起こる」。そんな期待を胸に、あの店の扉を開けたものです。
そうして生まれたつながりを保とうと、自然発生的に(仮)占いの輪ができました。
所属する?人は、占いに関わっているという共通点はあるものの、それぞれ活動のフィールドは異なります。
ゆるやかなつながりだからこそ、固定された場所がなくても、臨機応変に動き続けていけそうです。(翡翠輝子)

 

これは翡翠先生に書いてもらった結成の目的とコンセプトについて。

わたしはひたすらアタマの体操でした。仮称「占いの輪」にふさわしいグループ名はどんなのがいいだろうか?これはすでに3月の第一回会合からずーーーっと続いていた悩みです。

なにせ「トナカイ」という絶妙なネーミングのインパクト影響力が強すぎて、新しいグループ名をどうしたらいいのか、長い長い時間かけて、途方に暮れることになります。

占いの輪、どんなのがいいかなー。なにができるかなー。あれこれ考えています。動物名、星、漢籍、植物などなど
アタマの体操がてらに、いろいろ名称、キャッチフレーズ的なものを書き出し中ですが、むずかしー。

【占いの輪】(仮称)
七つ星(ななつぼし)、なないろ、にじいろ、プリズム、オアシス、108、類友、トリックスター、ZOKU、フォース、ツイスター、ルーレット、ブリッジ、ポーカーフェイス、鬼に金棒、餅は餅屋、綺羅星(きらぼし)、ジュゴン、マナティ、モモイロペリカン、カモノハシ、オランウータン、ボノボ、カンガルー、フラミンゴ、アホウドリ、アルバトロス、エトピリカ、タピルス(バク)、トキ、天馬空、山椒魚、ヒポポ、ドードー、ライノ、彩、PSY、イーヨー、ジェイド JADE(翡翠)、エメラルド、四つ葉、マグノリア(モクレン)、エリクサー、ピスタチオ、キューカンバー(きゅうり)、フランボワーズ、あずき、がじゅまる、さぼてん、ジンジャー、セロリ、とうがらし

あしたまでにもうすこし考えてみますが、このあたり得意な方がたくさんいらっしゃるとおもうので、お時間あったら、いっしょにお付き合いいただけたら嬉しいです。(天海玉紀)

 

はああーーーー。残念ながらわたしは、いわゆるヒラメキ「なんとなくそう思ったから」という才に恵まれておりません。地道にひとつずつ考えるしかなくて、詰んだ。。。

2019年6月4日、南阿佐ヶ谷のウラナイトナカイお店での講座を終えて、確かゆみこ先生と一緒にお店に向かった気がします。7名で集まると結構な迫力でした。ふだんは「さくっと司会進行しますぜ」で、話の流れを切り盛りしたくなるワタシですが、この日はあえてなんにもしませんでした。お寿司を食べ終わってもまだまだぜんぜん名前の片鱗さえ現れてきませんでした。

あああああ。。。何かを決めるときには、いきなり一発で大正解!が出てくるはずがないんですよね。ぐるぐるぐるぐるぐるぐるとボツになるアイデアを大量に大量に大量に出し続けているうちに、もしかするとみつかるかも?みたいな、ゴールドラッシュの砂金探しのようなあてのない、必ず結果が出るとは確約されていない試みだといつも思います。

つらいー。つらいー。つらいー。カオスの中から新しいものを練り出して捏ね上げて形にするのはいつもこうやって大変だ。

みんなで集まればさくっと決まるかな!と期待していましたが、そういうわけにはいきませんでした。どうやらこれは長期戦だ。でも今日決めなければずーーーっと決まらないよね。今日中にごりごりっと頑張ろう!

ということで場所を変えて、貸し会議室へ。缶詰状態になって、特訓!合宿!のように、それぞれがゴリゴリといろいろな案を出していきます。しかーーーしムズカシイ。だんだん頭はモーローとしてきて、みんなどんどん無口になっていきました。

「なんかさー、全員がぴたっとハマる感じじゃないんだよね」と、まる先生のおことば。はい。そのとおりです。たぶん「トナカイ」みたいな普通名詞に囚われてるからなかなか進まないのだろうな…じゃあどうしたらいいのだ。

というところで、まる先生にひらめきが降ってきた!

まる「エイト、エイトが好きなんだよね。エイトはどう?」
たま「エイト!ウルトラマンみたーい!」
てるこ「7は西洋的なラッキーナンバーだけど、8だと東洋寄りになっていいわね」

そんなやりとりがあった気がします。エイト!数詞だ!ふおおお。普通名詞から一気に抽象度が上がりました。これなら私たちだけじゃなく、もっとたくさんの人も包括できるような大きなイメージになりそうだ。


8の字は横に書けば無限大マークにもなります。九星気学や易の意味から考えることもできるし、もちろん数秘術で考えたっていいでしょう。(ちなみにわたしは、数秘術なら8の人です)なんでメンバー7人なのに8なの?って尋ねられれば、話題のきっかけにもなりそうです。

ここから一気に話が進みました。そして「いつスタートする?」という話になり「いっそ8月8日にする?」となり、暦を見て、ホロスコープを出して、お日取り&時間設定をみんなで考えはじめて、「2020年8月8日午前5時に正式スタート」まで一気に決めることができました。

はああああ。。。。あのときの圧力鍋みたいなモーレツな雰囲気と緊張感溢れる場のムードを思い出すだけで動悸がしてきますってばよ。何かを始めるときの勢いって本当にだいじですね。ひとりではあんなに追い込んでぐぐぐーっと力を出すことはとても無理でした。

ともみさん、甘夏さん
あの後、色、動物、植物…と検討したのですが、
どうしても特徴が突出してしまい
グループ名にふさわしくないような気がしていたところ、
maruさんがふっとつぶやいた「エイトが好き」に触発されました。
東洋で8は大吉の数字ですし、
易は八卦で森羅万象を語ります。
そして、このグループの発表をするのが8月8日、
今年は九星気学で八白土星の年です。
参加者は7名でも、さまざまな人とつながるから7プラス1で8、
易では8から7、6にもなるし、1、2にもなって循環していく。
昔、「エイトマン」というアニメがあってエイトマンならぬエイトウーマンだし、
フランソワ・オゾン監督の「8人の女たち」もおもしろかった。
私は女性セブンの原稿をずっと書いてきて、エイトに進めたらちょうどいいし。
というわけで、8から連想を広げていけたらいいなと思っています
(翡翠輝子)

 

こうして無事にグループの名前が決まったことで、一気にエネルギーが流れ始めました。

本日はありがとうございました
後になって、大文字と小文字の組み合わせもいいなぁと思い直しました。
とりあえず、いろんな字面を載せておきますね!
Uranai Eight
URANAI EIGHT
uranai eight
ウラナイエイト
ウラナイ∞エイト
ウラナイ 8
ウラナイ 008
Uranai 8
占∞8
占八(なんだこりゃ?)
(深瀬まる)

 

すごーい!「うらないえいと」の表記の仕方ひとつで、ぜんぜん雰囲気が変わるんですね。そしてここからは、餅は餅屋に!ということで、グラフィックデザイナー・まる先生が匠の技を惜しみなく発揮してくれました。

9月のお披露目会で、まる先生のリアルトークを聞いてくださったみなさまは、このロゴ誕生秘話も聞いてくださいましたよね。いろーんな意味がぎゅっぎゅっと詰め込まれている素敵なロゴです。

さて、まだまだ続きます。これまでのあらすじはこちら!

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