最近ネットで
「義理の母が料理を週に何度も我が家に持ってきて困る。断っても聞かない」
という話を読みました。若主婦やママさんいないか向けのサイトでしたが、よくある話なのでしょう。

 

料理をもらえるのは基本ありがたい!ありがたい・・・けど、ちょっと困ることがあるのも理解できます。
我が家はあまりもらいものが無い方なので、くれるというならほぼウエルカムですがそうでなかったことも当然あります。
新婚早々私の父が新巻き鮭をまるごと一匹送ってきた時は
「二人暮らしなのにどうするのこれ!せめて切ったものであれば・・・」
となりました。
昔、某有名芸能人夫婦が離婚するときに奥様が理由に「贈り物が多すぎて苦痛だった」という発言したのは有名な話ですが、海老や生牡蠣がじゃんじゃん来たら私も間違いなく離婚を考えていそう。家にクッキングパパが一人くらいいないと無理です。

 

 

この前実家にちょっと行ってきたのですが、母と妹がこの「料理を持ってけ」「いらない」の争いをしていました。
母は人(特に身内)に何かしてやることが最高の喜びなので、私に持たせる料理を作るついでに妹の分を作ったら「今日はいい」と言われたらしく結構母はブツブツ言ってました。
うちは滅多にもらわないので大歓迎ですが、近くに住む妹には妹の冷蔵庫事情があるはずです。母の善意ももちろんわかりますがこればかりはしょうがないと私は思う。

してあげたい気持ちが巨大な母は持たせる量も巨大なのもあります。「こぼれるほどたくさん」が母の善いことなのでしょう。
あまりブーブー言っているので今回は私が少し口出しして、料理の一部を妹が引き取り、残りは私が親戚の家に持っていくことで解決しました。

 

 

実はこの争いは長年繰り返されているのです。
義理の母と揉めるのも当然悩ましいですが、実の母も身内で遠慮が無い分難しいところです。
「良かれと思って」という善意から発することを拒否されることへの抵抗って大きいんだなーーと今回そばで見ていて実感しました。「向こうが頼んでないことなんだからしょうがなくない?」と私がいうと「あーそうだよねー」と理解はするけど気持ちがついていかないのが伝わってきます。そこまでか!って思ったくらい。

 

「いいこと」ってその人のアキレス腱だったりします。私も昔勤めていたころ、仕事で「これはいいこと」と思ってやったことが回りまわって自分の首を絞めて相当ガックリきたことがあるので苦笑いです。自分にとっていいことでも、相手にとって、または全体にとっていいことかは別なんですよね~
二人は結局は親子なので揉めてもまた戻るのですが、お互い慮ってやってほしいところです。

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事