ウラナイ8を結成したのが2019年8月。以来、メンバー7人が曜日ごとにデイリーメッセージを書いてきました。誰かが書けないときは臨機応変に書き手が交替。昨年のスペイン巡礼中は7週間、7名の方にお世話になりました。今回は水曜日のデイリーメッセージ、担当の杏子さんの都合が悪くなったため、代打で翡翠輝子がお送りいたします。

こういうことが自然にできる風通しのいい人間関係。占いを学ぶことによってさまざまなものを得ましたが、私にとって最も貴重なのは人とのつながりです。人当たりがいい人気者タイプなら、簡単に友達ができるでしょうが、私はそのあたりが苦手。大人になってからは新たな友人ができることはめったにありませんでした。

恵比寿の占い学校の四柱推命のクラスで知り合った親友。たまたまエレベーター前で一緒になったのがきっかけで親しくなり、講座の後はカフェに寄ってたっぷり話して帰るようになりました。彼女は対面鑑定の独特の才能があったようで、予約の取れない占い師となり、その姿を目の当たりにした私は対面鑑定を止めました。その後、彼女は故郷の島根にUターンしたので一年に一回のペースで遊びに行っています。

今年は1月に島根に行ったのですが、たまたま大雪となり彼女が車を出せなくて会うことができませんでした。

https://bob0524.hatenablog.com/entry/2024/01/24/114732

温泉津(ゆのつ)では東京からIターンした若い女性たちと知り合い、お湯は極上だし一人でも充実した旅でしたが、彼女と会えないことで私の運気が落ちているのではないかと不安になりました。というのも、彼女の顧客には経営者も多く、そのうちの一人は鑑定予約のために電話して一回目で彼女が出ると「先生に電話がつながるときは運がいい」と言うのだそうです。人気占い師は鑑定が当たることと同じく、運気の守り神の役割もあるのでしょう。彼女に会えなくて私が不安になったのはこのためです。

その後4月に島根に行き、今度は無事に会えてほっとしました。私が旅ばかりしていることを知っている彼女から「一年に一回じゃなくて四か月に一回のペースで島根に来るのはどう?」と提案され、次は9月を予定。こうして会えているうちは私の運気も大丈夫のはず。占い学校に行って最大の幸運は、彼女との関係です。

そして、東京ではウラナイ8。仕事からリタイアして孤独に生きていたかもしれないのに、ウラナイ8のおかげでつながりができました。年齢や本職がばらばらなところがおもしろいし、閉じたグループではなく新しい人とも知り合えます。

玉紀さんが中心となって進めているウラナイ8自由研究会は、占いを学ぶだけではなく人間関係を広げるきっかけを提供する場。占いという共通言語があるからこそ、つながれる関係は貴重です。風水で嫌われるのは気のよどみ。誰とも交流せず、閉じた生活では運気が巡りません。

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