日々の生活をつつがなく回していくのはなかなか大変。
一時期より家族が減ったので大分楽になりましたが、快適な生活を送るためには日々の名もない家事や面倒な作業は欠かせません。

 

良く思うのは
「入口ではなく、出口が大事」
ということです。
今の時代入ってくるものは抵抗なくどんどん入ってきちゃう。食べ物や飲み物など必要なものはもちろんだし、お店や企業からのお知らせやダイレクトメールなどもすぐ溜まる(捨てていいか悩むのも多いし)うちに今一番来るのは成人式の振袖の案内です・・・

 

 

生活を営むには出口の
「きちんと捨てる」
というのがほんとーーーにほんとーーーに大切!!これが家事の一番の要ではないのか?
でも捨てるにも様々な分別があったり(もちろん捨てる日は決まっているし)、そもそもこれは何ゴミか?というところから悩むことも多い。もう使わないけど中身が入っているとか、大物で手続きが必要とかでそこでもう挫折することも多い。住む自治体によってもかなり定義が違いますよね。
汚部屋に関する本を読んだことがありますが、こういう捨て方がわかりにくいというだけでも人によっては汚部屋になってしまうらしいです。高齢者や体力気力がない人だと無理ないこともあるでしょう。
でも面倒だからと言って放置すると生活は成り立たないので、「ちゃんとゴミを捨てる私って最高」とたまに自らを鼓舞します。

 

 

そしてこれは仕事でも恋愛結婚でも言えることではないでしょうか。
何でも始めるより終わらせる方が数倍難しい。離婚は結婚の数倍のエネルギーが必要とも聞きますし、仕事を辞めるのにどうやって辞めようか悩む話も鑑定ではよく聞く話です。入口より出口の方が間違いなくハードです。

 

大変だからといって放置したら汚部屋になるのと同じように、どんどん手が付けられなくなります。
たまに「いっそのこと全部捨ててしまえ」という発想に行きつく人も見かけますが、これは大変に危険で、よっぽどのことではないとしてはいけないことです。

出口の始末の仕方でその人の人となりが見えることはあります。周りからはよく見えますね。
「立つ鳥跡を濁さず」ということわざがありますが、最低限の始末が未来の自分を作っていると肝に銘じることが必要だと思います。
まあそもそも途中でゴミも気持ちもため込まないってことが第一ですけどね。

 

 

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