先週の日曜日に開催された「フレッシュ占い師祭り」、杏子さんとプラムさんが企画段階からあれこれ知恵を絞っていた甲斐があって大盛況とりました。占う側と占われる側双方からの体験談が続々と寄せられています。

百室怜美先生は占い師としてのキャリアはしっかりお持ちですが、こうしたイベントは初めてということで特別枠のご参加です。

生年月日時をお伝えして予約したのですが、密度の濃い鑑定で、まさに「人生の答え合わせ」。予約特典のシート、おなじみの天体に加えて小惑星や感受点まで網羅し、あまりの充実ぶりに感動しました。

特におもしろかったのが4室のジュノー。ゼウスの妻! ギリシャ神話では浮気性のゼウスに怒ってばかりのイメージでしたが、私のジュノーは山羊座です。百室先生のシートには「パートナーからの有能だと思われたい。敬意を払われたい。自分の仕事の邪魔をせず、尊重しつつ温かい家庭を作ってくれる人との結婚が理想」とあります。

うちの夫婦関係はイレギュラーで、度胸のある山師の妻に愛嬌のある癒し系の夫。だからこそ40年近く結婚生活が続いているわけです。

百室先生とこれまでの人生を俯瞰して、kaya先生に今後の流れを見ていただきました。kaya先生によると「乙女座の支配星である水星が効いているホロスコープ」だそうです。これはちょっと意外。気ままな旅人の射手座(太陽)と酔っ払いの魚座(月)こそ私だと思っていたので。

四柱推命では、命式を最も良好な状態に保つ十干を「用神」と呼びますが、ホロスコープでも同じ考え方をするのでしょう。

私の水星は蠍座で2室。水星はコミュニケーションを司る神であるとともに商売や金儲けの神。文章を書くことで収入を得てきたのはこのおかげだと思ってきたのですが、kaya先生の指摘で改めて考えてみると、私の投資スタイルが蠍座そのものです。何台ものモニターを見ながらひっきりなしに取引しているトレーダーもいますが、私はその反対。データは気にせず心の奥底から聞こえる声に従い、しっかりホールドするのが原則です。

というのも、とある運用会社が2003年からの10年間の顧客のパフォーマンスを調査したいところ、一番成績がよかったのが死者、次が株を持っているのを忘れていた人だったのです。

株を買ったら死んだふり。もちろん全戦全勝ではなく途中であきらめて損切りしたり、ブームが去る前に利益を確定した銘柄もありますが、たいてい死んだ状態でタイミングでむっくり起きるのは蠍座らしいと思います。

 

居酒屋で自分の話ばかりする客は嫌われ、高いお金を出して接客のプロのいる店に行くしかありませんが、占いなら話題の中心は常に自分。百室先生もkaya先生も、一方的に鑑定結果を述べるのではなく、心地よい対話スタイル。銀座の一流クラブで豪遊したような気分になりました。しかも、新たな視点で自分の人生を見直すことができます。占いの館にわざわざ行くのは敷居が高いと感じるなら、こういうイベントが最適です。

そして、卜術で受けてみるのもイベントならではの楽しみです。テルミライト花先生、ノーラ紫苑先生の楽しい語り口を堪能し、スペイン巡礼へのアドバイスとして活用します。今回は予約が詰まっていて鑑定を受けられなかった先生も、ぜひ次の機会にはお願いしたいものです。

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