「働きアリの法則」というのを聞いたことがある方は多いと思います。
アリの集団を「よく働く・普通に働く・働かない」に分類したときに、よく働くアリが2割、普通に働くアリが6割、働かないアリが2割に分かれる性質があるという理論です。
面白いのはよく働くアリだけを集めると、その中でまたよく働くアリが2割、普通に働くアリが6割、働かないアリが2割に分かれるとのこと。
相対的なんですねーー

 

私は自分の家では普通に家事をやりますけど、実母の家に遊びに行くと基本ダラダラ暮らしています。
働かないアリになってご飯は作らない。
それはうちの母が超世話好きで人にご飯を作って食べさせるのが生きがいのような人なのでそれが親孝行という面もありますが、まあやってくれる人がいればやらないよね人間。すっかり娘に戻ります。

 

 

こういうのはきっとよくあることで
・妻が稼ぐようになったら夫が遊び人化した
・なぜか職場でコピー機のトナーを替えているのはいつも自分な気がする
・家族は家を散らかす一方で、自分だけ片付けに追われてヒーヒー言っている
など集団の中で「やる人、やらない人」みたいな役目が固定しやすいんですね。

 

なぜそんな話をするかというと、私は娘(※恥ずかしながら今高校3年)が言うことを聞かないのでよく怒ってまして、特に去年位はあまりの馬の耳に念仏状態に私が疲れ果てていて(※本人はへのかっぱ)、そんな話を誰かにしたとき
「いつもお母さんが怒って娘さんが怒られている関係だと、そういう力関係ができあがってしまう」
と言われて目からウロコだったからです。その関係を作っているのは自分でもあるってこと??

 

ちゃんと大人になるように怒っているのに、それでは本末転倒。
もう小さい子ではないのだから、対等に接しなければいけないと思いました。
私の口はつい思うことがなめらかに出てしまう口なのでうっかり小言をいってしまうんですけど、気づいたときは「マズイマズイ💦」となるべく飲み込んで「私が大人で、娘が子供」という関係を作り過ぎないように気を付けてます。残念ながら口が止められない時もあるのですが。

 

 

こういう関係性は相対的且つ流動的なので、例えばうちの母がもっと年を取ってご飯を作るのがしんどくなったら、その時は私が作るようになるでしょう。
そこまでしないと作らないのかよ!!って言われそうだけど、人は安きに流れるもの~~~大きな環境の変化を待たずに変えたいなら努力がいるようです。私は娘との関係是正をガンバリマス。

 

 

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