9/2 土曜日のデイリーメッセージ《わたしの吉方位旅行〜能登半島・輪島をめぐる》

みなさま、おはようございます。土曜担当の翡翠先生はスペイン巡礼中のため、チーム「開運招き猫ーず」が、みなさまといっしょに良運を招き寄せるメッセージをお届けしております。

第二週目は、晴海プラム（はるみぷらむ）先生が担当します。
ご自身の吉方位旅行のレポと、石川県人として「能登半島・輪島の観光スポット」ご紹介くださいます。
それではいってみよう。

吉方位旅行にハマる

晴海プラムです。わたしはコロナ前、吉方位旅行にハマっていました。当時読んでいた本では、こんな風にルールが決められていました。「３泊４日以上。毎日温泉に入る。移動距離は100㎞以上」

勤め仕事で残業も多いわたしにとって、３泊4日以上という日数はとてもハードルが高かった。でも効果があるエピソードをいくつも聞いていたし、本に書いてあるので、仕事の合間をぬって年に4回くらいは旅行に出かけていました。思い立ったらすぐ旅行に行けるように、クレジットカードのポイントはすべてマイルで貯める日々。会社に旅行の荷物を持って行き、仕事帰りにそのまま羽田空港に直行していました。

その本には「吉方位の旅行は、その方位の象意（意味する物事）を取り入れるとさらに運気アップ」と書いてあったので、貪欲なわたしは象意をスタンプラリーのように次々と取り入れていました。その土地の旅行を楽しみながら象意を最大限に取り入れることが、わたしの旅のテーマになっていました。

関東から「西北」の能登半島へ

地元の石川県を離れ神奈川県に住み始めて数年、東京都在住の友人に石川県を案内して欲しいと頼まれました。その話が出たタイミングは、友人もわたしも「西北」の石川県が吉方位の年。さっそくお互いの運気のよいタイミングを調べて、旅行の日程を決めました。石川県といえば金沢を思い浮かべる人が多いでしょうが、せっかく一緒に行くので、車で能登方面の輪島をまわることを思いつきます。

「西北」の吉方位旅行の効果といえば、キャリアップや金運アップ。わたしは仕事にうんざりしている時期だったので、効果を期待していました。一人で吉方位旅行するときは、できるだけ多くの象意を取り入れまくるのですが、友人は吉方位旅行に興味なし。象意を無理なく取り入れて普通に楽しめる旅行を計画するのが、地元民の腕の見せどころです。

輪島の観光スポットを象意と共に満喫

吉方位の旅行で象意を取り入れるには、食べ物が気軽に取り入れやすく、場所を取り入れようとすると少しハードルが上がると感じています。そこで実際にこの旅行でまわった、おすすめスポット３つを紹介します。

輪島朝市

「市場」は西北の象意です。輪島の朝市は8〜12時まで開いていて、海産物や輪島塗が手軽に購入できます。ここでのわたしのおすすめは「えがら饅頭」です。石川県では婚礼の時に五色生菓子という祝い生菓子を使うのですが、その中に入っているひとつです。餡入りの餅に、くちなしで色づけされた餅米がまぶされています。わたし自身、小さい頃から何度も食べているのですが、朝市で食べられる「えがら饅頭」 は絶品！蒸したてを食べることができるのは、ここしか知りません。

えがら饅頭は、西北の象意の「包まれたもの」にもあてはまります。朝市をまわり休憩の時に食べると、疲れた体に餡の甘さが染みわたります。毎回、一気に3個以上食べるくらいお気に入りの一品です。

えがらまんじゅう　くちなしの黄色で染めたお餅でこし餡を包み、モチ米をまぶして蒸しあげた見た目にも珍しいまんじゅうです。『えがらまんじゅう』の名前は、その姿が栗の『イガ』に似ていることからなまって、『えがら』となったようです。『縁賀良』と書き、皆さまに幸多かれとの願いを込めて作られています。

→輪島朝市名産「えがらまんじゅう」

輪島キリコ会館

能登の祭りはキリコと呼ばれる巨大な燈篭を使っていて、日本遺産にも認定されています。ここではキリコをワンフロアに多数展示してあり、その光景は圧巻です。

このとき初めて入ったのですが、キリコが並んでいる姿にとても感動しました。映像で実際の祭りの様子が流れているので、キリコに魂が宿り、パワー溢れる光景を見ることができます。

またキリコには「竜」や「鳳凰」などが描かれているので、西北の象意もバッチリです。場所も海のそばなので、見終わったら日本海を眺めてのんびりできます。]

白米千枚田

西北の象意の「高台」でのおすすめスポットは、白米千枚田です。日本海に面し、急斜面に小さな田が幾何学模様を描きながら連なっています。日中に行くなら、見学した後に近くの道の駅で休憩するのがおすすめです。能登ふぐのから揚げなど、特産物を食べることができます。

秋冬にはイルミネーションイベントも開催されています。夜の千枚田の風景を眺めたり、光の中を歩いてみたり、夜でも楽しめるスポットになっています。イルミネーション時期は、家族連れやデートなどで、夜でも人がいることが多いです。

この他に、旅行中は「西北」の象意の食べ物を積極的に取り入れました。「いなり寿司」や「巻き寿司」が象意なので、回転寿司に行った時にさりげなく注文。「カレー」も象意なので、金沢カレーを紹介して食べる。「包まれたもの」「フルーツ」が象意なので、有名和菓子店のフルーツ大福を食べる。という風に、象意と旅行の楽しみを両立させていました。

この吉方位旅行の効果は？

さて、この吉方位旅行の効果はあったのか？気になるところだと思います。「西北」の効果といえば、金運アップやキャリアアップです。とりあえず、この旅行中に宝くじを買ってみました。「西北に旅行に来ているから、絶対に当たる！」という、運気頼みの棚ぼたねらいです。結果的に、宝くじは当たりませんでした。結果を見てガックリしましたが、このタイミングで当たらなくてよかったと今は思っています。もし当たっていたら調子に乗って、西北の旅行で宝くじを買いまくるのは目に見えているからです。

仕事に関して、一緒に旅行した友人はしばらくして転職しました。転職先の社長にとても気に入られ、前職よりもポジションがアップしたそうです。わたしの場合は、旅行から帰ってしばらくすると、職場の上司が変わりました。以前とまったく同じ仕事をしていても、仕事ぶりをとても評価されたので、上司が変わるとここまで違うのかと驚きました。

旅行に行った当時は、友人もわたしもこんな風に物事が動くとはまったく想像していませんでした。楽しく旅行をしただけです。効果については忘れたぐらいにやってくるので、変に効果にしがみついたりしないほうがよいと、このときに感じました。

これからも吉方位旅行は楽しく続けていきたいと思っています。ついつい象意を網羅したくなって、活動量が多すぎて疲れてしまうのがいつものパターンなので、取れたらラッキーくらいの、ゆったりとした大人の旅行に今は憧れています。旅行するだけでも気持ちがスッキリするので、みなさんも吉方位旅行をぜひ楽しんでみてください。（晴海プラム）

「ソロ活占い師の仕事術」から飛び出した、多彩な個性あふれるステキな占い師さんが勢揃い！

リアル対面鑑定の貴重な機会です。ぜひスケジュールに入れておいてくださいね。

さて。来週と再来週のこのコーナーは、乙女座スペシャル！

お誕生日シーズンを迎えている乙女座生まれの比奈優里さんと立田アカツキさんが、身近ですぐに役立つ体験談を語ってくれます。
どうぞおたのしみにー♪