サウナと水風呂も好きですが、ぬる湯はもっと好き。のぼせることなく延々と浸かっていられます。一説には体温と同じぐらいのお湯に入っているうちに全身の力が抜け、母親の胎内にいたときを思い出して深い安らぎに包まれるとか。
今のところ一番気に入っているのは新潟の栃尾又温泉・自在館。お正月明けにもまた行く予定です。そして山梨の下湯温泉・橋本屋旅館。若い女将さんがいきいきと働いているのを見るとこちらまで元気になります。私と同年同月生まれのオーナーが営み、猫と犬のいる塩原温泉・赤沢温泉旅館もそのうち再訪します。
ぬる湯が好きな理由はもう一つあります。四柱推命では、お湯(水)は私にとって財であり、偏財格の私は財に囲まれている状態が心地いいのです。
東洋占術では日干が剋する五行が財となります。剋とはコントロールだから。世の中に流通するお金のうち、自分がコントロールできるお金が財であり、人のお金は財と呼びません。
日干が剋する五行は以下の通り。
日干が木(甲、乙)なら土
日干が火(丙、丁)なら金
日干が土(戊、己)なら水
日干が金(庚、辛)なら木
日干が水(壬、癸)なら火
人の欲望はさまざまですから、財に囲まれるのが快適という人ばかりではありません。でも、資本主義の現代を生き抜くためにはある程度の財は必要です。自分の財の五行を知り、それが象徴するものと接することで、現世的な豊かさに近づく可能性は大いにあります。
私の財は水なので、常に流動的。固定資産と呼ばれる不動産に一切興味がないのもこのためでしょう。動かしたいときに手軽に動かせる財を好みます。そして為替や株価は常に変化するからこそ、ここぞというタイミングで勝負に出ることができます。他の日干や五行の構成なら、もっと手堅い方法を取ったり自分のスキルを磨くことが投資という人もいるでしょう。
私の場合は「思い立ったらいつでも温泉に行けるぐらいのゆとりある老後」という具体的なイメージを実現するために蓄財に励みました。そんなことを考えながらぬる湯に浸かっていると、あっという間に時間が過ぎていき、水に囲まれることでますます豊かになっていくような気がします。
インナーチャイルドカードの会で私が読むと温泉やサウナ、水風呂と株の話ばかりになるのはこのためです。一般に日干が土の人は、あまり贅沢を好まずコスパ重視と言われますが、私は節約のために安い宿に泊まっているのではなく、高級な宿では借りた猫状態になり、あまり楽しくないのです。
それもそのはず、蓄財の極意を青森のぬる湯で学んだからです。あの時に出会った千葉の不動産経営の女性には感謝の気持ちでいっぱいです。

















