何かに対する「NO!」を表明することは大切なことです。
うちの次男は小さい頃言葉が本当に遅くて色々な所に通ったりしましたが、3才くらいまで全然喋りませんでした。ボディランゲージで全て通していました。
幼稚園に行くようになったらやっと、ぽつりぽつり言葉が出てきましたが、最初に出た言葉は「あかん」でした(大阪に住んでいたので)。
生き物として(?)「嫌だ」と言うことは最優先項目なのね~と当時実感しました。

 

 

しかし大きくなると「NO」といえば済むことばかりではなくなります。
そして「NO」と言うに言えないことのほうがいっぱいある。

その気持ちをを自覚していてもしていなくても、その答えをすぐ実行することはなかなかできないもので延々と悩むものです。特に今までの関係性を壊すこと(別れるとか辞めるとか)に繋がることだとなかなか踏ん切りがつかないものです。
それが長い期間続いていたことだったり、関係者が多いものであったりするとなおさらで、悩むのが当然だと思います。
反対に即決しては怖い。

 

私も意外と若い時は嫌と言えなくて、特に「仕事辞めたい」はどうにかして適当な理由が降ってこないかと思いながらイヤイヤ続けていたことがあります。格好つけマンなんです。
あとになって思えば「嫌だから辞める」でも全然よかったのでは?って気がするんですが(いや途中でも思った)・・・でもごまかしても中に毒はたまるばかり。
大体こういう時は特大のトラブルが起こって結局辞めるみたいなことになるのでごまかしても最後にツケが来るのかもしれません。

 

「NO」ということがなんだか自分が負けたような気になるとか逃げたような気になるとか期待を裏切ったとか、自分のダメさを見せつけられるような気がする。そんな人も多いと思います(言える人はいくらでも言えるのですが)
でも「嫌なことを嫌と言う」ことは最初に言った通り大事。
健康的に生きるためには必要なことなんだから、あまり後を引くことはしない方がいいと思います。
世界は誰もが自分中心に回っているのだから、正しく自分の気持ちを真ん中に置いていきましょう。

 

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