選択肢の多い社会こそ豊かであるという思い込んでいたのですが、シーナ・アイエンガーの『選択の科学』を読んで考えを改めました。

スーパーの棚に24種類のジャムを並べると、人々は選ぶのが面倒で結局は買いません。6種類に絞ると売上が一気に上昇したという話。選択肢が多すぎると、どれを選んでも「あっちのほうがよかったか」と考えてしまい脳が疲れるのです。私はバイキングが苦手な理由は、名物料理を試してみたいけれど、あれこれ食べるとカロリーの取り過ぎになってしまうと心配し、食の楽しみに集中できないからです。

マッチングアプリがこれだけ普及しても婚姻数がそれほど伸びていないのは、選択肢が多すぎるからかもしれません。結婚にこぎつけても「ほかにも候補者はたくさんいたのに、どうしてこんな人を選んでしまったのか」と苦い思いをすることもあるでしょう。インドの調査では、親同士で結婚を決められた夫婦のほうが恋愛結婚よりも満足度が高いという結果も出ているそうです。

 

多すぎる選択肢を減らすために占いはかなり使えます。東洋占術だったら年支や月支が自分の命式に与える影響、あるいは冬至に立てる年筮から、やるべきこととやらなくていいことが見えてきますし、選択肢が絞れたらタロットや易で占ってみるのもいいでしょう。

そのうち自分に合うもの、合わないものがわかってきます。

 

私は温泉に行くのが趣味の一つですが、「有名温泉を一通り行ってみたい」とか「日本秘湯を守る会の宿をスタンプラリーする」といった発想とは無縁です。ぬる湯に延々とつかる心地よさに目覚めてからは単一の温度のお湯しかない宿は最初から選択肢には入れません。

九星気学をやっているので、方位も参考にすると行くべき温泉が自然と決まってきます。今年は東京から見て西の山梨の宿にかなり行きました。最終的には12方位で定宿を決めて、ローテーションで回っていくスタイルを目指しています。占いを活用して少しでも選択のストレスを減らして、複雑な現代社会をなんとか生き抜いています。

 

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