今月のインナーチャイルドカードの会では、ユングの直感、思考、感覚、感情の4機能の話が出ました。

私が強いのは直観。何も考えずに決めることが多く、この時も「直観は雷のようなもの」と口走りました。しかし、エリザベス・ギルバートのTEDで「詩の到来」によると、直観は風のようなものだと表現されています。

TED日本語 - エリザベス・ギルバート: 創造性をはぐくむには | デジタルキャスト

詩人のルース・ストーンは、バージニアの田舎で畑仕事をしていると、強風のようなものが突進してくるのを感じるそうです。それが「詩の到来」。鋤やスコップを投げ出して大急ぎで家に帰り、紙と鉛筆を取り出して書き留めたものが彼女の詩。間に合わず体から死が抜けてしまったこともあるそうです。その場合、風は次の詩人に向かっていきます。

ボブ・ディランも「直観が僕のところにやって来て詩ができる」と言ってます。どこからか言葉がやって来て、ただ紙に書くだけだから。映画「名もなき者」でジョーン・バエズがディランにどうやって曲を作るか教えてほしいと頼むシーンがあります。「歌唱法やギターの演奏ならレッスンを受けたけれど、曲はどうやって作るのかわからないから」と。ディランは教えたくても教えられません。どこから吹いてくるものだから。彼の代表曲の一つが「風に吹かれて」というのも暗示的です。答えは常に風に舞っているのです。

 

そして、TEDで「運とは、雷のように突然やって来るものではなく、常に吹いている風のようなもの」と語ったのが、ティナ・シーリグ。

 

 

風は八卦では巽で、「社会的な形に整える」という意味があります。整わなかった商談では利益は生まれませんし、縁談が持ち込まれてもまとまらなければなかったのと同じ。直観が強い人は、いかに形にするかを考えるといいでしょう。雷(震)のパワーは一瞬だけで、現実に着地しないことが多いのです。

おそらく易を知らないだろうティナ・シーリグが雷や風のたとえをうまく使っているのが興味深く、八つの自然現象で森羅万象を表現する易は文化の壁を越える占術だと改めて思いました。

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