2017年7月15日@南阿佐ヶ谷ウラナイトナカイにて(撮影・深瀬まる)

占いサイトなんだから、もっと高尚な理論や知識の占いの話を書いたほうがいいのかもしれません。でもそういうことだったら、もっとわたしなんかよりもずっとずっと凄い素晴らしい先生方が世の中にたくさんいらっしゃるので、そちらの門を叩いてください。

わたしはわたしに語れることを語ります。では引き続き、ひあうぃーごー。

あのですね「中野トナカイ」→「ウラナイトナカイ」のことを、店長のまつい先生はよく「土くさい店」と言っていました。(例えば、こことか→★、こことか→★、このあたりはすぐに検索で発見できるけど)ことあるごとに、よくそう言ってました。

「お店は仲良しグループの部室じゃない」とか「自分の技術をきちんと売り物にするための練習場なんだから」って。そうですね。お店は仕事をする場所ですし、店長の下で働くスタッフはみな仕事仲間、です。

お。わたしはこんなのを「トナカイお店日記」に書いたことがあるみたいです。

なにせトナカイは「個人事業主の練習場」としての「土臭い店(現実をしっかり生きる土のエレメントの要素を生かそうね!という意味だよ!)」コンセプトのお店だということは、ずっとお客や生徒として通いながら、よくよく存じ上げておりましたので…

2019年4月12日 トナカイお店日記 by天海玉紀

2019年の4月ってことは、いちばん忙しく、前代未聞のハイスピードで爆走!ありとあらゆるリソースをかき集めて、かっ飛ばしていくころですな。その雰囲気がちょっとでも伝わるかな?ご参考までにどうぞご覧くださいね。

ウラナイトナカイは、とても具体的で現実的な地に足ついた方針のお店でした。「ここは練習場なんだから、早くはやく卒業して、もっと大きな世界で羽ばたいてもらわなきゃ!」と店長はよく言っていました。

そう。ふわふわした夢みたいな、いきなり大儲けなんてありませんでした。でも、毎週必ず座れる場所があって、愛着をもって通ってくださるお客様がたくさんいらして、自分の試みの成否が目の前ですぐにわかる環境は、本当に貴重でした。

まぁ、そういうわけで「口で言ってるだけでなく、具体的に自分で手を動かす」「自分で予算を立てて、自力で遂行してみる」「周りの人と協力して何かを為す」経験をたくさん積ませてもらいました。感謝しかない。

ということで、きのうはお金の話を書きました。ご覧くださいましたか?

きょうは別サイトでも、同じようにお金のテーマを扱っています。ぜひ合わせてご覧ください。

わたしがこうやって書いてることのほとんどは、お客として通い、そのうちスタッフになったわたしが、中野トナカイ→ウラナイトナカイで経験したことや、習ったこと、見聞きした話や自分での観察を基にしています。

もちろん広い世界にはこれとはぜんぜん違うやり方、もっと泥臭くない、スマートで楽ちんな方法は世の中にたくさんあるのでしょう。まぁでもわたしは、世界平和や崇高な理念に身を捧げるためにこの仕事をしているわけでもないし、億万長者になれるとも思わないし、キラキラフワフワした世界にもさっぱり縁も興味もないし、自分だけが抜け駆けしてこっそりいい思いできるはずもないと思っています。

こうやって「土臭い」やり方は、自分の血肉になり経験として蓄積されて、その畑からまた次の新しい作物が生えてくる(かもしれない)じゃありませんか。正直言って、自分のことはもう限界がとっくに見えているし、自分の可能性?なんて考えることには飽き飽きしています。

ただ、これまでの知識や経験というリソースだけは、もしかするとそれなりにたくさん持っています。もしかすると、ここから次に何かおもしろいものが、新しいことが、にょきにょきと生えてくるかもしれないじゃないですか。

そのことだけに、いまの私は興味があります。

ということで、ご興味ある方はぜひ、引き続きお付き合いいただければ幸いです。

こちらもぜひ!お待ちしております。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事