師走がパカポコ近づいている。
ネットを覗くと雪景色を目にすることもちらほら。今年の冬は寒いのかしら、プルプル。
心と体に元気を、金曜日のデイリーメッセージ《健幸養生便》白鳥ともみがお届けします。

牛タン

寒性

薬膳的に牛の寒熱は温性(体を温める性質)ですが、タンは寒性でした。
あまり細かく記載されたものがないのでアレなのですが、

その効能は

  • 熱を冷ます
  • お小水の通りをよくする
  • むくみの改善
  • 目の疲れ
  • 喉の痛み

とあります。

膀胱炎などお小水が出ずらい時、排尿時のヒリヒリ感があったり尿が褐色・オレンジっぽかったりと熱が籠ったことによる場合は熱を冷まして尿の通りを良くします。トイレを我慢しすぎると尿が停滞して熱を生じることがあります。そんな状況を助けてくれる食材のひとつのようですね。

寒性なのでネギや生姜(柚子胡椒もいいかなぁ~)などの薬味や香辛料と合わせて食べると中庸になります。
寒い冬、牛タンとビールってのは冷やっこい洞窟をさまよい翌朝目覚めたら軟便・下痢なんてことになりそうです。
とすると冬はワインとの方が相性よいですね。 〈ワイン:温性〉
炭火焼きも美味しい牛タンですが風邪を引いている時や赤くて痛いニキビやオデキが出来た!なんて時は炙ったものは摂らないほうが・・・いいです。

タン・舌は舌診といって問診のひとつでもあります。健康な舌はピンク色で色艶よく締まりがあって薄っすら潤っている状態。子供の舌はプルっと綺麗ですが大人になると・・・なかなか綺麗な舌の人いませんね。(過労苦労が多いのかしらね)

今年の年末は友人知人らと食事を楽しむ機会もあるかな。
少人数でお口に手を当ててお上品に過ごす時間、取れるといいですね。

今日も素敵な金曜日をお過ごしください。12月にお会いしましょう。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事